近年、TikTok や YouTube などでも長い動画を短くまとめた1分程度の「ショート動画」がすごく流行っています。
そういった、ショート動画を作る際に非常に大事な作業が「カット」や「トリミング」と呼ばれる切り抜き作業です。
この「カット」や「トリミング」は動画編集の作業の中でも一番の基本となる作業でありつつ、情報を重要な部分に絞り込み、視聴者の注意を引くための重要なステップでもあります。
また、動画の切り抜きを行うことで、動画の本当に必要な部分だけを残すことができるので、データ容量の節約にもなります。
本記事では、動画の切り抜きを行うことができる動画編集ソフトについて、その特徴と操作方法を解説していきます。
本記事を最後まで見ることで、あなたにピッタリの動画編集ソフトを見つけることができるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
動画編集における切り取りとは
動画編集において、切り抜きには具体的に2つの方法があります。
それが「トリミング」と「カット」です。
トリミングとカットについて、それぞれの違いを解説していきましょう。
- トリミング
トリミングは、動画の動画の尺を短くする動画編集の基本的な作業の1つで、動画内でトリミングしたい部分の始点と終点を決めて、指定した部分を残し、それ以外を削除します。
必要な部分の両端を落として中心を残す手法になるため、動画の中心部分を削除したり切り落とすことはできません。
- カット
カットは厳密な意味でいうと、「動画を指定したポイントで複数に分割する」方法です。
ただし、トリミングと違い、動画の前後だけでなく中間の不要な部分だけを削除することが可能になるため、そういった作業も含めて一式を「カット」と呼んでいます。
イメージでいうと、
- きゅうりのヘタと先端を落として中の部分だけを食べるのが「トリミング」
- きゅうりを複数に分割して美味しそうな所だけを食べるのが「カット」
ということです。
トリミングとカットはそれぞれ混同されて使われることもあるため、間違えないように注意しておきましょう。
【スマホ版】動画編集で使える切り抜きおすすめアプリ5選
それでは早速、動画編集で切り抜き作業をすることができるアプリを紹介していきましょう。
まずはスマホで使える切り抜きのアプリです。
スマホで撮った写真をそのまま編集したり、タップ操作で気軽に切り抜きができるのがスマホの良い所ですね。
スマホで切り抜き作業をしたいなら、ぜひこれから紹介するアプリを使ってみましょうl。
PowerDirector
対応OS | iOS,Android |
価格 | 無料(30日間)/ 有料(月5580円~) |
無料版と有料版の違い | ・ウォーターマーク(ロゴ)の有無・エフェクト、テンプレートの制限開放・素材サイトの使用制限開放・4K動画への対応・優秀なカスタマーサポートを受けられる |
PC版では世界中に2億人以上の愛用者がいる動画編集アプリのスマホ版アプリです。
使いやすい操作画面で、動画のトリミング・カットも非常に簡単。編集した動画をアプリからそのままYouTubeやInstagramなどのSNSに投稿することができる便利な機能もあります。
ウォーターマークと呼ばれるロゴがついてしまいますが、ダウンロードから30日間は無料で使うこともできるので、まずは無料版から試してみても良いのではないでしょうか。
PowerDirectorでトリミング・カットする方法
PowerDirectorでトリミングやカットを行うには、以下の手順に沿って進めていきましょう。
手順① 新規プロジェクトの立ち上げ
まずはスマホにPowerDirectorをダウンロードし、「新規プロジェクト」をタップします。
プロジェクトのアスペクト比(縦横比)を選択するように要求がありますので、自分の作りたい動画の比率を選んでください。
一般的な動画と比率は以下のようになっています。
- YouTubeの横動画 ⇒ 16:9
- ショート系縦動画 ⇒ 9:16
- インスタ動画 ⇒ 1:1 or 4:5
手順② タイムラインに素材を追加
自分が編集したい動画素材を選んで、タイムラインに追加します。
手順③-1 トリミング
画面下部のタイムライン上の両端にあるバーを動かして、必要な部分だけを選択範囲の中に収めていきましょう。
引用元:https://jp.cyberlink.com/blog/video-effects/740/how-to-trim-videos
以上でトリミングができました。
手順③-2 カット
画面下部のタイムライン上の青いラインを動かして、動画内にある「不要なシーン」の開始点に設置します。
画面左下にある鉛筆マークをタップし、その中にある「分割」をクリックしてください。これで動画が分割されました。
同様に、不要なシーンの終点に青いラインを併せて鉛筆マーク、「分割」の順番でタップしましょう。
上記の作業で不要なシーンを独立させることができたので、その不要なシーンをタップして、鉛筆マークの上にある「ゴミ箱マーク」をタップします。
すると、不要なシーンが消えて、自動的にその前後の動画が繋がれました。
以上が、PowerDirectorでカット・トリミングを行う方法です。
説明の中に出てきた「エフェクト」という動画編集のテクニックはこちらの記事で詳しく解説しています!気になる方はこちらも是非チェックしてみて下さい。
Vivid Cut
対応OS | iOS |
価格 | 無料 / 有料(月額375円~) |
無料版と有料版の違い | ・コンシーラーやAIカラーといった、AIを使った色補正 |
Vivid Cut は AI 技術を搭載した女性に人気のビューティー動画アプリです。
魅力的な理想の自分に変身して、Instagram などの SNS で美しく映える動画を簡単に作成することができます。
Vivid Cut は、最新の顔補正とボディ補正機能をもったAIを搭載し、簡単かつすばやく自撮り、Vログ、その他配信コンテンツなどで、人物をさらに美しく際立たせることができます。
美しい理想の見た目を作り、見ている人の注目を集めるツールがたくさん揃っているので、Vivid Cut を使って理想の自分を表現する動画を作成できます。
Vivid Cutでトリミング・カットする方法
Vivid Cutでは、トリミングは可能ですが、カット作業をすることができません。
Vivid Cutでトリミングを行うには以下の手順で進めていきましょう。
手順① 新規プロジェクトの作成
画面にある「新規プロジェクト」をタップします。
手順② 素材を選ぶ
動画編集用の素材として使用する動画や静止画を選択する画面が出てくるので、編集したい素材を選びましょう。
手順③ 編集作業
画面左下にある「編集」をタップし、出てきた選択肢の中から「トリミング」を選びます。
画面下のタイムライン両端にあるバーを移動して、トリミングする範囲を選びましょう。
範囲を選択したら、画面右下のチェックマークをタップすれば、トリミング完了です。
非常に簡単にできるので、実際に試してみてください。
CapCut
対応OS | iOS,Android |
価格 | 無料 / 有料(月額払い1,200円~、年払い11,000円~) |
無料版と有料版の違い | ・有料版エフェクト、アニメーションの制限開放・クラウドストレージが1GB→200GBへ増量・共同編集機能の解放 |
CapCutは、とにかく簡単な操作方法とデフォルトで用意されているフィルターやエフェクトが魅力の動画編集アプリです。
操作が簡単なため初心者でも手軽に動画のつなぎやカット、逆再生、速度変更などができます。
スタンプ機能やテキスト機能もありますし、BGM の挿入もできますので、スマートフォン上で簡単に動画編集が出来てしまうので、初心者におすすめアプリです。
また、TikTokとの連携が強く、TikTokでよく見る流行りのテンプレートも用意されているので、TikTokをやってみたい人にとっても使いやすいおすすめアプリだと言えます。
Capcutでトリミング・カットする方法
Capcutでトリミング・カットを行うには以下の手順で進めていきましょう。
手順① プロジェクトの作成
画面にある「新しいプロジェクト」をタップします。
手順② 動画素材の読み込み
メディアへのアクセス許可を求められるので、許可をしてください。
すると、素材を選べるようになるので、編集したい素材を選択し、「追加」をタップしましょう。
手順③ 編集モードに切り替える
画面左下にある「編集」をクリックすると、タイムラインの左右がトリミングのバーに変わり、編集モードになります。
手順④ トリミング・カット
- トリミングの方法
タイムラインの左右にあるバーをスライドし、トリミングする範囲を選択すればトリミング完了です。
- カット
カットしたい部分の最初に再生ヘッド(縦線)を合わせ、「分割」をタップします。
同様にカットしたい部分の最後にも再生ヘッドを合わせ、「分割」をタップします。
独立した不要な部分を選択して、「削除」をタップすればカットが完了です。
InShot
対応OS | iOS,Android |
価格 | 無料 / 有料(月額払い340円、年払い1,800円、永久アカウント4,850円) |
無料版と有料版の違い | ・ウォーターマーク(ロゴ)の有無・有料版限定エフェクト・トランジション・ステッカーの制限開放・広告の有無 |
InShotはスマートフォンでも PC で編集しているように使える操作感が人気のアプリです。
無料で使える BGM やスタンプがデフォルトで用意されていますし、基本的な動画編集機能も一通り揃っているので、簡単に動画編集が行えます。
また、動画を編集する際に画面を横にせず、縦のままで出来るのは面白い機能ですね。
編集してそのまま SNS 等にアップロードできる点も便利な機能です。
InShotでトリミング・カットする方法
InShotでカットを行うには以下の手順で進めていきましょう。
手順① プロジェクトを作成する
「新しく作る」の中から「動画」を選択します。
手順② 素材を選択する
ストレージへのアクセス許可を求められるので、許可しましょう。
アルバムの中から素材を選択し、画面右下のチェックをタップしてください。
手順③ トリミングとカット
- トリミング
タイムラインの上にあるアイコンの中から「プリカット」を選択します。
選択肢の表示が変わるので、「トリミング」を選択し、タイムラインの左右の範囲を選択してチェックボタンをタップしましょう。
- カット
タイムラインにある再生ヘッドをカットしたい部分の冒頭に合わせ、アイコンの中から「スプリット」をタップします。
再生ヘッドを移動させ、カットしたい部分の最後に合わせて同様に「スプリット」をタップします。
切り取った不要な部分をタップし、削除すれば、カットが完了です。
VideoShow
対応OS | iOS,Android |
価格 | 無料 / 有料(月額払い5,200円、週払い1,290円) |
無料版と有料版の違い | ・ウォーターマーク(ロゴ)の有無・動画の長さ制限の解放・動画の書き出し制限の解放・広告の有無 |
VideoShowは、初心者からプロまで使える動画編集アプリです。
動くステッカーや漫画フィルターなど面白い機能が搭載されており、動画のトリミング・結合・複製など動画編集に必要な機能は大体そろっています。
さらに、操作も簡単なので初心者でも安心して使用できます。
VideoShowでトリミング・カットする方法
VideoShowでカットを行うには以下の手順で進めていきましょう。
手順① プロジェクトの作成
ホーム画面で「動画編集」をタップし、ストレージへのアクセスを許可してください。
手順② 素材の選択
動画編集素材を選択し、画面右下の「次へ」をタップしていただきます。
手順③ トリミングとカット
画面下部のメニューから、「クリップの編集」をタップしてください。
- トリミング
画面下部のメニューから「トリミング」を選択し、選択範囲の調整をして、画面最下部の「同意する」をクリックします。
これでトリミングは完了です。
- カット
画面下部のメニューから「カット」を選択し、不要部分の冒頭に再生ヘッドを合わせたら「同意する」をタップします。
そこで動画のクリップが分割されるため、不要部分が含まれる方のクリップをタップしてください。
不要部分の終わり部分に再生ヘッドを合わせたら「同意する」をタップしましょう。
不要部分だけのクリップが作成されるので、それをタップして削除すれば完了です。
これでカットができました。
【PC版】動画編集で使える切り抜きおすすめアプリ5選
続いては、パソコンで使える動画編集ソフトです。
パソコン版動画編集ソフトのいいところは、なんと言っても細かい操作ができるところです。
また、スマホよりパソコンの方が処理速度が速いため、サクサク切り抜きの作業ができます。
本格的な動画編集もやりやすいので、パソコン版のソフトも使ってみましょう。
Premiere Pro
対応OS | Windows,MacOS |
価格 | 無料(7日間のトライアル期間)/ 有料(月額2,728円) |
無料版と有料版の違い | ・無料は7日間のトライアル期間のみ・機能に違いは無い |
Adobe社が提供するPremiereProは、今動画編集界隈で最も多くの人に使用されているプロフェッショナルな動画編集ソフトウェアで、豊富な機能と高度なカスタマイズ性が魅力です。
直感的なインターフェースであり、かつ他のAdobe製品との連携が可能なところが特徴で、複雑な編集プロジェクトにも対応しています。
カラーグレーディング、オーディオ編集、エフェクトの追加など、幅広い編集作業が可能で、高品質な出力も実現できるところが多くの人に愛されている理由でしょう。
また、Adobe Creative Cloudの一部として提供されるため、PhotoshopやAfterEffectといった、他のAdobe製品と連携して使うことでより複雑な編集作業が可能になります。
難点をあげるとすれば、高度な機能を活用するには学習に時間がかかること、費用が高めであることが欠点と言えるでしょう。
カットの方法
PremiereProでカット作業を行うには以下の手順で進めましょう。
手順① 新規プロジェクトの作成
PremiereProを開き、新しいプロジェクトを作成します。必要に応じて、プロジェクト設定(解像度、フレームレートなど)を調整します。
手順② 素材のインポート
編集したい動画などの素材を、ドラッグ&ドロップでプロジェクトにインポートしてください。
手順③ シーケンスの作成
インポートしたメディアを使用して、新しいシーケンスを作成します。「新しいシーケンスを作成」を選択し、必要な設定(解像度、フレームレートなど)を指定します。
手順④ シーケンスへのメディアの追加
プロジェクトパネルからメディアをシーケンスにドラッグアンドドロップして配置します。
手順⑤-1 トリミング
トリミングしたいクリップを選択し、マウスポインターをクリップの端に合わせます。
マウスポインターの形が変わるので、その状態でクリックし、左右に動かすことでトリミングができます。
手順⑤-2 カット
シーケンス内の再生ヘッドを、不要な部分の冒頭に移動します。ツールバーから「レーザーツール」を選択し、再生ヘッドの位置でクリップをカットします。
同様に再生ヘッドを不要な部分の最後に移動し、「レーザーツール」でクリップをカットします。
不要な部分が独立するので、不要なクリップを選択し、「Delete」キーで削除します。
クリップを削除した部分が空白になるので、空白部分を選択して「Delete」キーを押せば、前後のクリップがくっつきます。
これで、PremiereProで効果的にカットを行うことができました。
PowerDirector
対応OS | Windows,MacOS |
価格 | 無料(30日間)/ 有料(月5580円~) |
無料版と有料版の違い | ・ウォーターマーク(ロゴ)の有無・エフェクト、テンプレートの制限開放・素材サイトの使用制限開放・4K動画への対応・優秀なカスタマーサポートを受けられる |
スマホ版でも解説しましたが、PC版PowerDirectorは、使いやすさと高度な機能性を両立させた動画編集ソフトウェアです。
直感的なインターフェースと豊富な編集ツールが特徴で、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しています。
高速レンダリングやマルチカメラ編集など、高度な機能も備えており、プロ品質の動画作品を作成できる一方で、一部の高度な機能を利用するには有料版が必要であり、無料版では制限があることが欠点といえるかもしれません。
カットの方法
PC版のPowerDirectorでカット作業を行うには以下の手順で進めましょう。
手順① 新規プロジェクトの作成
PowerDirectorを開き、新しいプロジェクトを作成します。必要に応じて、プロジェクト設定(解像度、フレームレートなど)を設定します。
手順② 素材のインポート
編集したい動画ファイルをメディアライブラリにインポートします。
ファイルメニューから「メディアのインポート」を選択し、必要なファイルを選択してください。
手順③ タイムラインへのメディアの配置
インポートしたメディアをタイムラインにドラッグアンドドロップして配置します。
手順④-1 トリミング
クリップの前後にカーソルを移動して ⇔ のマークが表示されたら、マウス左クリックしながら左右に動かしてクリップをトリミングします。
手順④-2 カットの追加
タイムライン上で、カットしたい箇所を選択します。カットする箇所の直前や直後にカットツールを使用して、クリップを分割します。
これらの手順で、PowerDirectorでカットを行うことができます。
Final Cut Pro
対応OS | MacOS |
価格 | 無料(90日間のトライアル期間)/ 有料(36,800円永久ライセンス) |
無料版と有料版の違い | ・無料は90日間のトライアル期間のみ・機能に違いは無い |
Final Cut Proは、Macユーザー向けの高性能な動画編集ソフトです。
使いやすく、高度な機能を備えているのが特徴で、プロ品質の動画作品を素早く制作できます。
高度な色調補正やオーディオ編集、そしてリアルタイムのプレビューなどが編集作業をサポートしてくれるので、クリエイティブな作品を作りやすいでしょう。
Apple製品との統合性も高く、他のApple製品との連携がスムーズにできます。
ただし、金額が高いところと、初心者には少し難しいところが難点と言えるかもしれませんね。
カットの方法
以下の手順でカットを行いましょう。
手順① イベントの作成
まずはソフトを起動し、『ファイル』→『ライブラリを開く』でライブラリ及びイベントを作成します。。
手順② 素材のインポート
イベント【☆が一つのアイコン】を右クリックし、『読み込む』→『メディア』から編集したい動画をインポートします。続けて、インポートした動画をタイムラインにドラッグ&ドロップします。
手順③ カット
カットしたい箇所にスキマーを配置し、ツールボックスの【ブレード】もしくは、【B】キーを押します。すると、スキマーを置いた部分に点線が表示され、クリップが2つに分割されます。
その後カットしたい最後の部分をクリックし、【Delete】か【X】キーを押し、クリップを削除しましょう。
これらの手順で、Final Cut Proでカットを行うことができます。
iMovie
対応OS | MacOS |
価格 | 無料 |
無料版と有料版の違い | 無料版のみ |
iMovieは、MacやiOS向けの無料動画編集ソフトであり、直感的な操作性が特徴です。豊富な編集機能を備えており、クリップのトリミング、テキストの追加、エフェクトの適用などが簡単に行えます。
また、iMovieは他のApple製品との連携も簡単で、iCloudを介してプロジェクトを同期することも可能です。
一方で、iMovieにはプロ向けの高度な機能が限られているという指摘もあります。特に、プロのような編集や効果を出したい場合は、より高度なソフトウェアが必要になるかもしれません。
iMovieに関してはこちらのページでも詳しく解説していますので、興味のある方は確認してみてください。
【初心者向け】iMovieの基本的な使い方!動画編集の方法を紹介【Mac】
カットの方法
手順① プロジェクトの開始
iMovieを開き、新しいプロジェクトを作成します。
手順② メディアのインポート
動画に使いたい素材をiMovieの「マイメディア」にドラック&ドロップして追加します。
手順③ タイムラインへの配置
マイメディアに取り込んだ素材を画面下の編集タイムラインへドラッグ&ドロップすることでタイムラインへ配置できます。
手順④ カット
まずはタイムライン上にあるカットしたい動画の最初の部分を右クリックします。すると、選択肢が出てくるのでその中から「クリップを分割」を選択してください。
その後、カットしたい部分の終わりの右クリックし「クリップを分割」を選択します。
不要な部分が切り離されるので、その部分を右クリックして「削除」を選択すればカットが完了です。
この手順で、iMovieでカットをすることができます。
Microsoft Clipchamp
対応OS | Windows |
価格 | 無料 / 有料(月額1,374円、年会費13,724円) |
無料版と有料版の違い | ・無制限の透かしなしエクスポート・プレミアムオーディオ、画像、ビデオストック・最大4K (UHD) エクスポート解像度・プレミアムフィルターとエフェクト・ロゴとカラーを管理するためのブランドキット・コンテンツのバックアップ |
Microsoft ClipchampはWindows11から標準搭載された無料で使える動画編集ソフトです。
有料版も存在していますが、無料でも編集に必要な基本的な項目は使用できますので、無料でもしっかりとした動画編集がおこなえるソフトになっています。
インストール版はもちろん、Webブラウザ版も存在しているので、自分のパソコンが使えない時でも遠隔で編集作業をすることが可能になりです。
有料版にアップグレードすれば、使えるエフェクトやフィルターが増えるので、よりクオリティの高い編集作業を行うことができます。
ただし、プロ仕様としては細かい編集がしづらい場面や、動作が遅く素材のインポートに時間がかかったり、プレビュー時に1,2秒フリーズしたりと機能が弱い部分もあります。
MicrosoftClipchampについて詳しくはこちらの記事でも掲載していますので、よければ確認してみてください。
【初心者】Windows10で動画編集する方法!無料ソフトで動画を作ってみよう!
カットの方法
MicrosoftClipchampで動画を編集するためには、以下の手順でおこなってください。
手順①
ホーム画面上の「新しいビデオを作成」をクリックします。
手順②
編集したい動画(メディアファイル)をドラッグ&ドロップしてClipchamp内に追加します。
手順③
追加した動画をドラッグ&ドロップし、タイムライン上へ移動させます。
手順④
ボーダーをタイムライン上のカットしたい部分へ移動させ、上にあるはさみアイコンをクリック。(ショートカットキーは[S])
切り離した部分を選択して、[delete]キーを押すとカットした部分が削除されます。
この手順で、MicrosoftClipchampでカットをすることができます。
動画編集のプロになるならパソコンを使おう
ここまで多くの切り取りができる動画編集アプリをご紹介してきました。
どのアプリも非常に高機能な編集機能を所有していますので、素晴らしい動画を作成することができるでしょう。
ただ、もしあなたが動画編集を仕事にして「お金を稼ぎたい」と思っているのであれば、パソコンを使って動画編集をしましょう。
もちろん、スマホを使ってできる動画編集も非常にクオリティが高く、良いものができるのですが、パソコンの動画編集ソフトの方が機能が豊富にあります。
また、パソコンならスペックさえしっかりしたものを使えば、長尺の動画や4K動画でも重くなりにくく、ストレスフリーで編集することが可能です。
動画編集でお金を稼ぐということは、あなたの編集した動画にお金を払ってくれる人がいるということです。
そのクライアントにしっかりとした動画を届けるためにも、パソコンで動画編集をおこなうようにしましょう。
【2024年】動画編集に必要なパソコンスペックを解説!おすすめソフトもご紹介
プロの動画編集ソフトはPremierePro一択
もし、プロとして動画編集でお金を稼ぎたいのであれば、動画編集ソフトはPremierePro一択です。
今動画編集界隈で最も使用されている動画編集ソフトで、募集文を見ても「PremierePro限定」という案件が少なくありません。
PremiereProはWindowsとMac両方のOSに対応しており、高機能でプロ並みの映像作品を制作できることで人気があります。ただし高機能である一方、初心者にとっては扱いが難しく感じることがあるかもしれません。
それでも、使い方を覚えてPremiereProで編集できるようになるだけの価値は充分にありますので、あなたがプロとしてお金を稼ぎたいのであれば、PremiereProの勉強をしましょう。
ちなみに、PremiereProのネックとして、利用料金の高さがあります。
ただ、実はAdobe Premiere Proを通常の値段よりも安く使う方法というのも存在しています。
場合によっては無料で使える可能性もありますので、これから本格的にプロとして動画編集を始めていきたい方はぜひその方法を使ってみてください。
【2023年度】Adobeコンプリートプランを半額以上割引にする方法【プレミアプロ】【副業】【フリーランス】
短期間で効率的に学びたいなら、超実践型動画編集スクール『AIM Creators College』がおすすめ
「AIM Creators College」は、スキルゼロの完全未経験からでも自走力を持った動画クリエイターを目指せる超コミット型動画編集スクールです。
動画編集者として活躍するためには、動画編集スキル以外にも、営業スキル、クライアントワークスキルなど、様々なスキルを習得する必要があります。AIM Creators Collegeの講師陣は各分野でプロフェッショナルとして活躍している現役フリーランスで構成されており、あなたがプロの動画編集者として売上を作る力をつけられるよう1人の生徒に対し2名体制で目標を達成するまで指導していきます。
- 動画編集で月10〜20万円の副業収入を得たい
- フリーランスの動画編集者として独立したい
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まとめ
今回はスマホ・パソコンそれぞれで動画の切り抜きができるアプリをご紹介してきました。
カット・トリミングは動画編集をするうえで一番の基礎となる非常に大事な部分です。
カットの出来次第で動画の視聴者さんの印象が一気にかわりますので、動画編集をする際はぜひ見やすいカットを意識してみて下さい。
また、もしこれからあなたが動画編集を仕事にしていこうと思っているのであれば、YouTube動画などを見ながら、視聴者さんが飽きないカットの方法なども勉強してみましょう。
そして、自分自身でカットを行ってみて、参考にしている動画と何が違うかを考えることで、より良い編集ができるようになるはずです。
よりスキルアップを目指すなら、スクールなども検討しながら更なる高みを目指してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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