最近では YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNS上の動画ブームによって、ますます動画編集の注目度が上がっており、動画編集を仕事としてフリーランスを始める人も増えてきました。
すでに動画編集のフリーランスで活動している方も、これから動画編集を始める方も、
多くの方が「動画編集のフリーランスって本当に稼げるのか?」が気になると思います。
フリーランスで仕事を始めるにしても、市場規模やリアルな業界の傾向を把握しておくことはとても重要です。
そこで本記事では、動画編集のフリーランスは稼げるのか?やリアルな仕事内容、月収について解説していきます。
動画編集のフリーランスで楽に稼げる時代は終わった?今からだと遅い?
YouTubeやInstagram、Tiktokなどの動画配信サービスの台頭により、動画編集が当たり前の時代になりました。
動画編集の需要が高まり、動画編集を副業で始める方やフリーランスも増加傾向にあります。
では、なぜ動画編集が「オワコン」とか「稼げる時代は終わった」と言われるようになったのでしょうか?
その理由は大きく次の3つであると考えられます。
- 低単価で受注している駆け出し層の増加
- 学生・主婦層の増加
- 継続できない人が多い
①低単価で受注している駆け出し層の増加
昨今、動画編集の需要が高まるにつれて、未経験から動画編集を始める駆け出し層が増加しています。駆け出し層はクライアントに提示できる実績や経験がないため、どうしても初めのうちは低単価や無料で案件を受注することになります。
クライアント目線でも、保証がない初心者クリエイターに仕事を依頼するより長年の熟練者に発注した方が安心できるため、誰もが初めは低単価で案件を獲得し、実績を積み重ねていくことが必要です。
この駆け出し層が直近急激に増えてきたため、動画編集=単価が安い案件、という勘違いが広がったと予想されます。
実際に「AIM Creators College」卒業生の中では、単価10万〜30万の案件を獲得しているメンバーも多数在籍しています。ですので、しっかりと経験と実力を付けていけば、ちゃんと単価は上がっていきます。
②学生・主婦層の増加
学生や主婦の方になると動画編集を副業でもなく、お小遣い稼ぎやバイト感覚でやる方も多い傾向にあります。
バイト感覚で動画編集をやる方は、時給数百円でも受けてしまうので、軒並み単価が低くなり、
動画編集は稼げないというイメージに繋がっているとも言えます。
③継続できない人が多い
動画編集のプレイヤーが急激に増えた印象を持たれている方も多いと思います。ですが、「皆さんの周りで動画編集の副業をやっている方はいますか?」という質問に対しては、皆さんの頭に浮かぶ方は少ないのではないでしょうか?
実際に卒業生の動画編集ディレクターにも話を聞くと、仕事を依頼できる動画編集者が、まだ圧倒的に足りないと口を揃えて悩んでいます。
ですので、動画編集の需要に対してまだまだ動画クリエイターの数は不足していると考えられますし、優秀な人に案件は集まり、仕事ができない人には全然集まらない、二極化がドンドン進んでいるので、
今から動画編集を始めても十分に間に合いますし、むしろ今がチャンスであると言えます。
以下のYouTube動画でも「動画編集で楽に稼げる時代は終わったのか…⁇」について詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
動画編集のフリーランスが急増しているのはなぜ?
従来の広告は、紙媒体やバナーが一般的でした。しかし、現在はYouTubeやTikTok、Instagramなどの動画配信プラットフォームの普及により、動画編集を活用した広告の需要が急速に伸びてきています。
企業HP・広告・イベント・結婚式などオフラインの場や企業サイトでも動画は活用されています。
株式会社サイバーエージェントが独自に実施した市場動向調査によると、2022年の動画広告市場は昨年対比133.2%の5,601億円、2025年には1兆円を突破し、2026年には1兆2,451億円に達する見込みとなっています。
参考:サイバーエージェント、2022年国内動画広告の市場調査を実施
動画広告市場の急速拡大に伴い、企業や個人が動画・映像コンテンツを活用する機会が増えており、その需要は急速に成長しています。その結果、自身のスキルを活かして自由な働き方ができるフリーランスの動画編集者数は年々増加しています。
動画編集の仕事は今後も増えていくと予測されるため、フリーランスとして今からでも参入するのは遅くないと言えます。
以下のYouTube動画でも「動画編集で楽に稼げる時代は終わったのか…⁇」について詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
動画編集のフリーランスの仕事内容とは?
動画編集のフリーランスでは、基本的にクライアントから依頼された動画の編集を担当します。
具体的には撮影された動画に対して、
- 音声編集
- テロップ追加
- トランジションやエフェクト追加
- BGMやナレーションの編集
などの編集作業を行います。
クライアントの要望に応じて、動画素材を編集し、クオリティの高い動画を納品することが求められます。
動画編集のフリーランスのリアルな年収・月収・単価の相場は?
動画編集のフリーランスの平均年収は180万〜360万円と言われています。月収では15万〜30万が平均です。
案件単価は動画の長さや内容、制作会社の規模などによって異なりますが、一般的に1本あたり5,000円〜15,000円程度です。
※まだ実績のないフリーランスの場合、単価3,000円程度の安い案件しか請け負えないこともあります。
以下のYouTube動画で「未経験から月30万円稼げるようになるまで」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
動画編集のフリーランスになる方法は?
フリーランスとして動画編集を仕事にしていく為に必要なことは大きく次の3点です。
- 実践的なスキル・能力を付ける
- 自身のポートフォリオを作成する
- 営業を通して案件を獲得していく
フリーランスとして仕事をするには、まずスキルを身に付け、案件を獲得し、実績を積み重ねていくことが重要です。それでは、それぞれの項目を解説していきます。
実践的なスキル・能力を付ける
フリーランスの動画編集者になるには、まずは実践的なスキル・能力を身に付ける必要があります。動画編集ソフトの操作や音声・テロップ追加、カット編集、エフェクトの使い方など、実践ですぐに活用できるスキルを習得することが必要になります。
独学で動画編集の知識や技術を学んでいくなら、実践的なオンラインスクールなどを是非活用しましょう。
自身のポートフォリオを作成する
実践を通して自分の動画編集作品が増えてきたら、作品をまとめてポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオは営業時にクライアントへご自身の実力をプレゼンするために重要なツールになります。
クオリティの高い編集作品や幅広い業界での実績を用意することで、信頼を獲得し、競争力を高めていけます。
営業を通して案件を獲得していく
案件を獲得していくにあたり、積極的に営業活動を行うことが重要です。
最初は仕事を獲得するのが大変ですが、質の高い作品を蓄積し、営業活動を継続することで、動画編集のフリーランスとしての評価を積み重ね、収入を上げていくことができます。
以下のYouTube動画でも「独立したい動画編集者がやるべきこと」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
動画編集のフリーランスに必要なスキルとは?
フリーランスの動画編集者には以下のように複数のスキルが必要です。
- 動画編集スキル
-
動画編集ソフト(例: Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro)を操作する能力
- クリエイティブスキル
-
映像のテンポやリズム感を理解し、ストーリーテリングを踏まえた編集能力
- カラーグレーティングスキル
-
映像に統一感や雰囲気を作り出すために、色彩を調整する能力
- エフェクト・トランジション操作スキル
-
エフェクトやトランジションを使って動画に表現力を与えることができる能力
- オーディオ編集スキル
-
音声のクリーニング、ノイズ除去、BGMやナレーションの編集など音声に関わる能力
- 営業スキル
-
案件を獲得するためのコミュニケーション・ライティングの能力
これらのスキルを身に付けて、フリーランスの動画編集者を目指しましょう。
以下のYouTube動画でも「失敗しないノートパソコンの選び方」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
未経験から動画編集のフリーランスを目指す方法は?
未経験から動画編集のフリーランスを目指す場合、
「何から始めたらいいか?分からない・・」という声をよく聞きます。
未経験からフリーランスを目指すために必要なPointは大きく次の3点です。
- ノートパソコンや動画編集ソフトを準備する
- 会社やスクール、独学でスキルを習得する
- まずは案件を獲得して実務経験を積む
フリーランスを目指す為に、まずは出来るところから準備を進めていきましょう。
ノートパソコンや動画編集ソフト、撮影機材などを準備する
動画編集のフリーランスを目指す前に、まずは必要機材を揃えましょう。
撮影も含めて、動画編集に必要な機材は下記です。
- パソコン
- マウス
- Wi-Fi
- 動画編集ソフト
- 有線イヤホン
以下のYouTube動画でも「初心者向けの動画撮影に必要な機材」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
会社やスクール、独学でスキルを習得する
必要な機材が揃った上で、自分に動画編集のスキルがないと実際に案件を獲得して仕事を進めることができません。
まずは動画編集の基礎的なスキルを習得する必要があります。
映像制作会社や専門スクールで動画編集の実戦的な経験を積むことで、必要な知識や技術を身につけることができます。
企業に勤務せずとも、今ではオンラインスクールでも、十分に実際の制作現場に近い経験を積むこともできます。
まずは案件を獲得して実務経験を積む
動画編集のフリーランスとして成功していくためには、どれだけ実務経験を積み重ねているかが超重要です。
まずは低単価の案件でも、実績を積むために積極的に獲得していき、自分のポートフォリオを充実させていきましょう。
実務を通して、クライアントとのコミュニケーション能力やビジネススキルも磨いていき、
信頼を積んでいくことで、将来的な収入UPや高単価案件の獲得に繋がります。
「動画編集の副業の始め方」に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
まずは副業から始めたいという方は、あわせて是非ご覧ください。
動画編集のフリーランスはどう案件を獲得していく?
動画編集スキルを身に付けたとしても、実際に案件を獲得できなければ稼ぎ始めることはできません。
しかし、未経験の方や動画編集を始めたばかりの方は、どうやって案件を獲得していけばよいか悩むことでしょう。
本章では、動画編集の副業案件を獲得する方法について詳しく解説します。
今回紹介する案件獲得の方法は、以下4つです。
- クラウドソーシングで仕事を獲得する
- 副業、WワークOKの求人に応募する
- SNSで仕事を獲得する
- 人脈を利用して紹介から仕事を獲得する
これらの方法を活用すれば、すぐに案件を獲得し実務を始められるでしょう。
クラウドソーシングで仕事を獲得する
クラウドソーシングとは、Web上で仕事を依頼したい側と、仕事を受けたい側をマッチングするサービスです。
代表的なクラウドソーシングのサイトは以下5つです。
これらのサイトに掲載される案件は数が多く、それほど技術レベルが高くなくても受注できる仕事も多いため、クラウドソーシングを利用して動画編集の案件を探すのは、初心者にとって特に定番の手法になっています。
しかし、クラウドソーシング上の案件は全体的に単価が安い傾向にある上、案件獲得の競争率が高く、実績がまだ少ない初心者にとって案件の獲得がそこまで容易ではないという側面もあります。
動画編集を始めてすぐは単価にこだわらず、できる限りたくさんの案件に応募し、受注できた際はスピード感を持った丁寧な仕事を心がけましょう。
徐々に評価を高めて実績を積んでいけば、高単価の仕事を安定的に得られるようになります。
副業、WワークOKの求人に応募する
副業・WワークOKとしている映像制作会社や動画制作会社の求人に実際に応募する方法です。
企業が業務委託という雇用形態で求人を募集しているため、クラウドソーシングと比較するとやや単価が高く、稼ぎやすい傾向にあります。
SNSで仕事を獲得する
X (旧Twitter )やInstagramなどのSNS経由で、案件を獲得する方法です。
「動画編集 案件」や「動画編集 募集」といったキーワードで検索し表示された企業や求人にDMを送信する、いわば直接営業になります。
この場合は、提案メッセージを入念に作成する必要があり、自分が動画クリエイターとして何ができるかを明確に記載しましょう。
また、その他にもYouTuberなどに個別メッセージを送り、編集作業を業務委託してもらう交渉をするという方法もおすすめです。
「企画や撮影に追われて忙しく、編集まで手が回ってない…」というYouTuberも多く居るため、ご自身が作成した動画作品のポートフォリオを添えて、営業してみるのも一つの手です。
勇気の要る方法にはなりますが、憧れのYouTuberの動画編集を担当できる可能性もあるので、おすすめです。
人脈を利用して紹介から仕事を獲得する
あなたの周りの友人や知人などの人脈を活用して、案件を獲得する方法です。
周りに動画撮影や動画編集を仕事にしている人や動画関係の仕事をしている人をリサーチし、リストアップし、順番にアプローチをかけていきましょう。
また、自分が動画編集の仕事を開始したことを周りに認知してもらうために、自身のSNSで発信するのもおすすめです。これらの活動により、思わぬところから仕事が舞い込んでくる可能性も考えられます。
以下のYouTube動画でも「動画編集の営業・ポートフォリオの作り方」について詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
以下のYouTube動画でも「動画編集の営業手法」について詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
動画編集のフリーランスとして仕事をするリスクは?
動画編集のフリーランスとして仕事を進める場合、
「時間も場所も自由に働けるのは魅力的だけど、リスクはないの・・?
と悩む方もいらっしゃると思います。
動画編集に限らず、フリーランス全般に言えるリスクとして、大きく次の3点が挙げられます。
- 収入の安定性が低い
- 納期やクライアント要望に追われる
- 初期投資が必要な場合がある
何にでも言えますが、リスクを背負わなければ、リターンを得ることはできません。
しっかりとリスクを把握した上で、自分の目指すビジョンに向けて、挑戦していきましょう。
収入の安定性が低い
フリーランスの動画編集者として仕事をする場合、案件も自分で営業して獲得していく必要があります。クライアントの依頼内容によって、仕事量や収入も常に変動するため、コントロールが難しい場合が多いです。
仕事がゼロになった場合、収入もゼロになるリスクがあることにご注意ください。
業界の需要の変化や競合の台頭によっても、仕事や収入が変わる為、適切にマネジメントしていくことが重要です。
納期やクライアント要望に追われる
フリーランスの動画編集者として仕事をしていくと、どうしても納期やクライアントの要望に追われることがあります。複数のPJTが同時に進行したり、突然の修正依頼が飛んでくることもあります。
常に余裕を持った時間管理を行い、効率化して作業を進めていくスキルが求められるため、セルフマネジメントのスキルも重要です。
初期投資が必要な場合がある
フリーランスの動画編集者として仕事を行うためには、まずは機材を揃える必要があります。
最低限でもパソコン、Wi-Fi、動画編集ソフトは初期投資として揃えましょう。
※特にパソコンは動画編集者の商売道具となるため、絶対に妥協せずパフォーマンスの高いスペックを選んでください
事前に必要な準備を整理し、見積もりを立てるなど計画的に進めることが必要です。
以下のYouTube動画でも「フリーランスに向いていない人の特徴」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
短期間で効率的に学びたいなら、超実践型動画編集スクール『AIM Creators College』がおすすめ
「AIM Creators College」は、スキルゼロの完全未経験からでも自走力を持った動画クリエイターを目指せる超コミット型動画編集スクールです。
動画編集者として活躍するためには、動画編集スキル以外にも、営業スキル、クライアントワークスキルなど、様々なスキルを習得する必要があります。AIM Creators Collegeの講師陣は各分野でプロフェッショナルとして活躍している現役フリーランスで構成されており、あなたがプロの動画編集者として売上を作る力をつけられるよう1人の生徒に対し2名体制で目標を達成するまで指導していきます。
- 動画編集で月10〜20万円の副業収入を得たい
- フリーランスの動画編集者として独立したい
- 個人で稼ぐ力を身に付けて人生の選択肢を広げたい
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まとめ
写真や画像の編集と比べると、動画編集や映像制作は難易度が高いというイメージを持たれることが多いですが、
最近はパソコンのスペックも高まり、編集ソフトも充実してきており、
YouTubeやInstagram、Tiktokをはじめとする動画配信プラットフォームが増えてきているため、
以前と比べ、初心者の方でも気軽に動画編集を始めることができるようになりました。
動画編集はまだまだ需要が増していくと見込まれるので、本記事で紹介した内容をもとに、まずは自分に合ったノートパソコンを手に入れて、編集ソフトも揃え、動画編集に挑戦していくとよいでしょう。
動画編集を仕事にしたい方には超実践型オンラインスクール「AIM Creators College」がおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
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