動画編集者や動画クリエイターの方、今動画編集を学んでいる最中の方にとって「見やすいテロップを作る」ことは特に正解も分からず、ずっと続く悩みの種の1つと言えます。
「クライアントから納品した動画のテロップが見づらいと言われる・・」
「そもそも見やすいテロップの正解が分かってない・・」
「何となくで作っているだけで、しっくりくるテロップがいまだに分かってない・・」
と感じている方も多いのではないでしょうか?動画編集のクオリティを左右する重要なテロップ編集において、正しいテロップルールを抑えることが必須となります。
そこで本記事では、最低限知っておくべき「動画編集におけるテロップルール」について解説していきます。
動画編集にテロップはなぜ必要?
YouTube動画で見かける「テロップ」とは、画面に表示される文字情報のことです。TV 業界などでは「スーパーインポーズ」などと呼ばれる事もあります。
動画を見ているときに、誰かが話している内容や、大切なポイントが文字で画面に出てくるのを見たことがありますよね。それがテロップです。テロップを使うことで、動画の内容をもっと分かりやすくすることができます。
たとえば、重要な言葉や日付、場所などを強調表示したり、音声を聞き逃してしまったり、早口で内容が聞き取りづらい場合でも、話者が言ったことを文字で補足して視聴者に伝えたりするのもテロップの役割です。
ちなみに、よく似た言葉として「字幕」がありますが、両者には少し違いがあり、Adobe公式のHPではテロップと字幕の違いを以下のように解説しています。
字幕 | 発言の内容をそのままテキスト化したもの |
テロップ | 発言や動画の内容のうち、特に強調・補足したい部分をテキスト化したもの |
また、テロップは動画に色と動きを加えることで、見る人の注意を引きつけ、動画をもっと楽しいものにする役割もあります。初心者でも簡単に追加できるようなツールがたくさんあるので、自分のYouTube動画にテロップを入れてみるのも良いでしょう。
以下の記事で「動画編集におけるテロップとは?」を詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
【完全解説】動画編集でおすすめのテロップルール10選は?
動画編集において動画のクオリティを上げていくために、テロップルールを意識しましょう。ここでは、動画編集者が意識すべきテロップルール10選を解説していきます。
ルール①:文字数
テロップの文字数は16〜18文字程度まで。行数は多くても2行まで。
ルール②:表示時間
会話の開始とほぼ同時に表示し、話が終わると同時に消す。最低でも3秒以上は表示する。
約1秒間で4文字のスピード感で表示する。
ルール③:大きさ・サイズ
一般的に動画の縦方向に対して約6〜8%ほどがおすすめのサイズ。文字の大きさは約50pt。
ルール④:色の数
テロップの色は基本的に3色まで。多くても4色までに抑える。
ルール⑤:色の種類
基本的に背景の色に対して反対の色をベースに。強調したい箇所は赤色や金色を使う。
ルール⑥:フォント
基本はシンプルなフォントを選ぶ。「ツッコミ」「怒り」「ホラー」「失敗」「ボケ」など場面に応じたフォントを選ぶ。
ルール⑦:体裁
「、」「。」などの句読点は基本使わない。漢字・ひらがな・カタカナで同一の意味を持つものは表記を統一する。
ルール⑧:表示箇所
基本的に画面の下部に配置する。
ルール⑨:ストローク(境界線)
ストロークを使い、テロップの文字の周りに線を引き、文字がはっきり見えるようにする。
ルール⑩:効果音
テレビ番組やYouTube動画を参考に、テロップ文字の内容とマッチした効果音を加える。
以下のYouTube動画でも「おすすめのテロップ編集」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
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まとめ
本記事では、動画編集において最低限抑えておくべきテロップルールについて解説してきました。
まずは、以下のルールを参考に動画テロップを作成してみましょう。
▼動画編集のテロップルール
- テロップの文字数は16〜18文字程度まで。
- 会話の開始とほぼ同時に表示し、話が終わると同時に消す。
- 最低でも3秒以上は表示する。
- 約1秒間で4文字のスピード感で表示する。
- 一般的に動画の縦方向に対して約6〜8%ほどがおすすめのサイズ。
- 文字の大きさは約50pt。
- テロップの色は基本的に3色まで。多くても4色までに抑える。
- 基本的に背景の色に対して反対の色をベースに。強調したい箇所は赤色や金色を使う。
- 基本はシンプルなフォントを選ぶ。
- 「ツッコミ」「怒り」「ホラー」「失敗」「ボケ」など場面に応じたフォントを選ぶ。
- 「、」「。」などの句読点は基本使わない。
- 漢字・ひらがな・カタカナで同一の意味を持つものは表記を統一する。
- 基本的に画面の下部に配置する。
- ストロークを使い、テロップの文字の周りに線を引き、文字がはっきり見えるようにする。
- テレビ番組やYouTube動画を参考に、テロップ文字の内容とマッチした効果音を加える。
あくまで視聴者目線で、見やすい・分かりやすいテロップの表現方法をルールを元に試行錯誤し、分かりやすい動画作りを心掛けていきましょう。
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ぜひ参考にしてみてください。
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