2024年現在も、本業以外の収入源を求めて副業を開始する方が年々増えています。
そんな中、大人気な副業の一つが「動画編集」です。
動画編集に必要な機材として持っておきたいのがPCモニター。
大きな画面でくっきりと色彩を確認できるモニターは動画の編集作業の効率アップに貢献し、より質の高い作品をつくるために非常に便利です。
もちろん、動画編集用のハイスペックなモニターは必ずしも必要なものではありません。
映画やCM、テレビの仕事をするためであれば別ですが、副業のためのウェブ動画広告やYouTube動画などであれば、すでに持っているものや安価なものでも十分な場合が多いです。
しかし、目的にあった動画編集用モニターを使うことで作業効率を上げたり、目の疲れを軽減することができます。
そこで今回は、動画編集のためにPCモニターの購入を検討している方に、液晶モニターを選ぶポイントとおすすめ製品を紹介します。
モニターを手に入れて、効率的でクオリティの高い動画編集を実現しましょう。
動画編集用モニター選びのポイント
動画編集用モニターを選ぶ際にパッと思いつくのは、モニターの大きさ(インチ数)や解像度ではないでしょうか。
あとはもちろん価格ですね。
しかし、その他にも
- パネルの種類
- 非光沢の画面加工
- カラーマネジメントモニター
- 目に優しい機能があるか
などなど、様々な「おさえておくべきポイント」というものが存在しています。
ですのでここでは、動画編集用モニターの選び方について大きく8つの項目で解説していきます。
こちらに記載された項目を参考にしながら、自分に合った最適なモニターを選んでください。
動画編集に最適なモニターの大きさ
動画編集用のモニターのサイズは、最低でも23インチのものが良いといわれています。
もちろんそれ以下でも動画編集はできますが、動画編集画面が小さいと目が疲れますし、作業がしにくいです。
そのため、ある程度モニターのサイズは大きいものを選ぶことをおすすめします。
モニターのサイズはデスクトップパソコンであれば置く机の大きさ、持ち運ぶノートパソコンであれば重さなど環境に左右されますが、なかでも27インチは、設置スペースや作業効率のバランスも良く人気のサイズになります。
自分の環境にあったサイズを検討してみてください。
モニター解像度
結論からお伝えすると、動画編集におすすめのモニター解像度は4Kです。
現在の動画の解像度はフルHDが主流のため、フルHDでもダメではありません。
ただ、今は4Kの動画も勢いよく広がりをみせています。
いつ4Kが基準になるかわかりませんので、動画編集用モニターとしてつかうのであれば、長期的にみて4Kサイズのほうが長期的にみて安心です。
ただし予算的な面や、単発の動画編集に使用するモニターをお探しという方はフルHDでもよいでしょう。
また、4KとフルHDのあいだにあたるWQHDも選択肢のひとつとして検討してみてください。
以下に各解像度別のピクセル数を記載しておきます。
参考にしてみてください。
- フルHD:1920×1080
- WQHD:2560×1440
- 4K:3840×2160
動画編集に適したパネルの種類
モニターの液晶パネルには主に
- TN方式
- VA方式
- IPS方式
- 有機EL
の4種類がありますが、結論からいうと動画編集用モニターでおすすめなのは『IPS』です。
※厳密にいうと有機ELは液晶パネルではありませんが、モニターの種類別比較として記載しています。
パネルの種類 | おすすめ用途 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
TN方式 | ゲーム向け | ・応答速度が速い ・価格が安い ・種類が多い | ・低画質 ・視野角が狭い ・角度によって色味が変化する |
VA方式 | 映像視聴向け | ・値段は普通 ・コントラストがクッキリ ・黒の表現が優れている | ・応答速度が遅い |
IPS方式 | 動画編集向け | ・視野角が広い | ・高画質・応答速度が遅い | ・価格が高い
有機EL (自発光方式) ※液晶パネルではありません | ゲーム、映像視聴など | ・高画質 ・応答速度が速い ・視野角が広い ・省エネ ・高コントラスト | ・画面の焼き付きがおこる (長時間同じ画面を表示するのは不向き) ・価格が高い |
動画編集用モニターには高画質で視野角の広いIPS方式を選びましょう。
ゲーム用には応答速度の速いTN方式、映画などの映像視聴にはコントラストがはっきりして美しいVA方式がおすすめです。
また、有機ELパネルは、高画質で視野角が広いなど多くのメリットをもちます。
ただし、画面の焼き付きが起きてしまうというデメリットもあり、各社対策がなされているとはいえ、長時間同じ画面を表示することの多い動画編集用のモニターとしては注意が必要です。
カラーマネジメントモニター
動画編集において「色」は非常に重要な役割を担っています。
ジャンルによっては、色が若干違うだけで視聴者の印象に大きな影響を与えることもあるほどです。
動画はモニター上で色の管理をしますが、モニターによっては表示される色が若干違うことがあります。
正しい色が分からない状態だと納品先から「イメージしている色と違う」と指摘されかねません。
それを防ぐためには、モニターを正しい色に調整できるカラーマネジメントモニターを使うのがおすすめです。
カラーマネジメントモニターとは正しい色表現を表示してくれるモニターのことをいいます。
カラーマネジメントモニターであればそれぞれの機器の色味の特徴を考慮しズレのない色表現をしてくれます。
動画編集用モニターの光沢の有無
モニターの画面加工には、画面表面が光沢のあるグレアタイプと非光沢のノングレアタイプの2種類がありますが、動画編集用モニターはノングレアがおすすめです。
グレアだと反射で自分や背景などが映り込んでしまったり、その影響で画面が見えにくく、目が疲れてしまうなどの問題があります。
Mac系のモニターはおしゃれなグレアモニターなので、絶対ノングレアでないとダメ、というわけではありません。
しかしWindowsパソコンであればノングレアをおすすめします。
さらにしっかりと映り込みをなくしたい、正確な色味の確認をおこないたい方は「遮光フード」搭載のモデルや、オプションでモニターに「遮光フード」を取り付けることをおすすめします。
目に優しい機能があるか
動画編集は長時間作業になることも多く、眼精疲労など目に負担をかけてしまいます。
とくに、太陽をはじめLEDが使用されているパソコンやスマートフォンなどから放出されるブルーライトという可視光線に含まれる強いエネルギーの光が、目のほかにも睡眠障害などの影響を与えると言われています。
動画編集作業によって身体に悪影響を及ぼすことを避けるためにも、ブルーライトを軽減・カットした製品がおすすめです。
他にもフリッカーレスという画面のチラつきを抑える機能も目の疲労を軽減できるとされています。
長時間作業される方は、このようなアイケア機能が備わった製品やブルーライトカットメガネなどの使用も検討してみましょう。
モニターの価格帯についての内容や所感
パソコン用モニターは安いもので1万円から、高いもので10万円以上のものもあります。
予算が豊富にあれば自分の環境にあったものを選べば良いのですが、なかなかそうもいきませんよね。
まずは可能な範囲で買えるモニターを選び、余裕が出てきたらよいモニターを検討すればよいでしょう。
デュアルモニター化に向いているか
動画編集にあたって作業を効率化していくに越したことはありません。
ただ、大きなモニターは使いやすいですが高く、置く場所に困る場合があります。
しかし、小さいモニター1台だけだと画面が小さく動画編集がしにくいです。
そこで、動画編集では、編集画面とプレビューの両方を同時に確認するためにデュアルディスプレイ環境(PCモニターを2枚並べて作業すること)をおすすめしています。
デュアルモニターを行う場合、フレーム幅が狭い「フレームレスタイプ」のモニターを選ぶと、モニターの表示に集中できる上にデスクの省スペースに役立ちますよ。
価格帯別!動画編集におすすめのモニター19選!
ここまで様々なモニターのポイントについて解説してきました。
そのポイントを確認しながら自分にあったモニターを選んでみましょう!
と言いたいところですが、これから動画編集を始める初心者さんの中には、自分で選ぶのが難しいと思う人もいるかもしれません。
そこで、本記事では動画編集におすすめのモニターを19個、価格帯別にご紹介していきたいと思います。
この中から自分にあったもの、直感的に欲しいと思ったものを選んでみてください。
10万円超えハイスペックモニター10万円超えハイスペックモニター
これからプロとして動画編集を行っていきたい人におすすめのモデルです。
価格帯は高いですが、その金額に見合うだけの性能が約束されています。
安いものを買って後からグレードアップしていく方法も悪くはないですが、もしあなたがプロとして今後動画編集に携わっていく覚悟を決めているのであれば、しっかりした良いものを買いましょう!
先々での買い替えの手間や、余計な出費を減らすことにも繋がります。
EIZO(エイゾー) カラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CS2740-BK
色を忠実に表現する高解像度仕様であり、27インチの大画面が特徴のモニターです。
接続端子にUSBType-Cを搭載しており、ケーブル1本でノートPCと接続可能。
色の再現率も高く、元データの色彩を忠実に映し出すこともできます。
モニターの「白」の経年変化に対応しての、色温度や輝度の調整できる「キャリブレーション機能」をオプションで付けられるのもおすすめポイントです。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K UHD |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | ー |
色域 | AdobeRGB 99% |
バックライト | 広色域LED |
入出力端子 | USB Type-C、DisplayPort、HDMI |
高さ調整 | 〇 |
機能 | キャリブレーション機能(オプション) |
EIZO(エイゾー) カラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CS2740-BK
EIZO(エイゾー) カラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG2700S-BK
HDRとQ方式の2つの映像データを忠実に映す本格派です。
LANポートが搭載されているため、インターネットに接続してWEB会議をしながらのPCワークも可能で、作業の効率化が図れるのも魅力的なポイント。
側面に4つのUSBポートが付いており、キーボードやペンタブレットを接続して使用できます。
像制作専用のカラーモードの搭載により、細密で多彩な色彩表現も可能です。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | WQHD |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | AdobeRGB 99%、DCI-P3 98% |
バックライト | 広色域LED |
入出力端子 | USB Type-C、DisplayPort、HDMI |
高さ調整 | 〇 |
機能 | キャリブレーション機能、エリアマーカー機能 |
EIZO(エイゾー) カラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG2700S-BK 楽天市場販売ページ
EIZO(エイゾー) FlexScanウルトラワイド曲面モニター EV3895-BK
複数のウインドウを開いても作業しやすい大画面が特徴の局面モニター。
継ぎ目のないウルトラワイドシームレスモニターは、とても見やすく作業がしやすいです。
入力端子の数も多く、PCなら3台まで接続できます。
それぞれのPCの画面を1つのモニターに表示可能なのも、ウルトラワイドならではのポイント。
また、メイン画面とサブ画面を切り替える機能が付いているのもおすすめです。
画面サイズ | 37.5インチ |
解像度 | UWQHD |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB100%、DCI-P3 94% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | USB Type-C、DisplayPort、HDMIUSB Type-C、USB Type-B、USB Type-A、DisplayPort、HDMI、LAN、StereoMIniJack |
高さ調整 | 〇 |
機能 | フリッカーフリー、ブルーライト低減、画面分割機能 |
EIZO(エイゾー) FlexScanウルトラワイド曲面モニター EV3895-BK
EIZO(エイゾー) カラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG2700X-BK
高精度の映像作成を可能にするプロ仕様モニターです。
映像作成作業中でも、文書作成やデータ入力などの事務作業を可能にする、測定精度の高いキャリブレーション機能が搭載されています。
ほかにも、映像データの入力信号に連動して、自動でカラー設定が切り替わる機能も搭載されており、高度な映像作成作業ができる仕様になっていて、忠実な色の再現を求める方におすすめです。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K UHD |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | AdobeRGB 99%、DCI-P3 98% |
バックライト | 広色域LED |
入出力端子 | USB Type-C、DisplayPort、HDMI |
高さ調整 | 〇 |
機能 | キャリブレーション機能、エリアマーカー機能 |
EIZO(エイゾー) カラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG2700X-BK 楽天市場販売ページ
BenQ(ベンキュー) デザイナーモニター PD2725U
色ムラ補正と高い色精度を誇るプロ仕様モニターです。
暗室モードが搭載されているモニターで、暗い室内でも色が鮮明に表現されます。
CADモード、DualVieモード搭載で、デザインやイラストなどの作業に特化した設計が特長であり、クリエーターにおすすめです。
ちらつき防止や輝度を調整する機能の付加など、目にもやさしい設計になっています。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 100%、Rec.709 100%、DCI-P3 95% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | HDMI、Thunderbolt 3、USB Type-B、USB 3.1、 All-in-One Connection |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライト低減、フリッカーフリー、 KVMスイッチ機能 |
BenQ(ベンキュー) デザイナー向けモニター PD3220U
macとの相性も◎忠実な色の再現とムラ補正に特化した画質の高さが魅力のデザイナー向けモニター。
高さと前後左右の角度を調整することで、モニターを作業しやすいポジションに設置可能です。
作業時の時間短縮におすすめのホットキーパックも付属しており、使用頻度の高い機能を事前に割り当てておけば、ワンプッシュで切り替えられるのも魅力的。
色域を自動で同期する機能が搭載されており、いつでも安定した色彩表示が可能です。
画面サイズ | 31.5インチ |
解像度 | 4K UHD |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 100%、Rec.709 100%、DCI-P3 95% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、Thunderbolt 3、USB Type-B、USB Type-C、USB 3.1、All-in-One Connection |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライト軽減、KVMスイッチ機能、 フリッカーフリー、アニメーションモード、暗室モード |
BenQ(ベンキュー) デザイナー向けモニター PD3220U
Dell(デル) 4K カラーマネジメントモニター UP2720Q
Adobe RGB 100%のカラーマネジメントモニターです。
遮光フードが付属しているカラーマネジメントモニターで、Adobe RGB 100%、BT.2020 80%、DCI-P3(DCI-P3の色空間により、sRGBよりも優れた色再現性を実現) 98%の色域を誇り、忠実な色表現をしてくれます。
統一性補正機能により、輝度も一貫性のあるものに。
4K、IPSで、色表現に拘るクリエーターでも安心して使用できるモニターです。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | × |
色域 | Adobe RGB 100%、BT.2020 80%、DCI-P3 98% |
バックライト | WLEDエッジライト |
入出力端子 | HDMI2.0×2、USB Type-C、Thunderbolt3兼用、DisplayPort |
高さ調整 | 〇 |
機能 | カラーマネジメント |
Dell(デル) 4K カラーマネジメントモニター UP2720Q
Dell(デル) 曲面 大型モニター U4021QW
目に優しく没入感も得られるワイドな曲面スクリーン。
色を鮮明に再現する高解像度設計のモニターです。
高さのほか、左右、前後の角度も調整可能になっており、作業にピッタリのポジション設定が可能なのもおすすめポイント。
ベストポジションでの作業は疲労軽減にもつながります。
モニターにスピーカーも内蔵されているため、PCの周囲もスッキリするのも魅力的です。
画面サイズ | 39.7インチ |
解像度 | WQHD |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | × |
色域 | sRGB 100% 、Rec.709 100%、DCI-P3 98% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | DisplayPort、HDMI、USB Type-C、USB Type-B |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ComfortView Plus、自動リストア機能、PowerNap |
ASUS(エイスース) モニター ProArt PA32DC
プロも使えるハイスペックな本格派モニター。
自動キャリブレーション機能搭載により、時間経過とともに起こりがちな色の変質が少ないのが特徴です。
長時間使用しても、正確な色を映し出すため集中して作業できます。
RGBストライプ有機ELパネルを採用しているため、コントラスト比の高い美しい「黒」を再現するのもポイントです。
画面サイズ | 31.5インチ |
解像度 | 4K UHD |
パネルの駆動方式 | OLED |
HDR | 〇 |
色域 | AdobeRGB 99%、DCI-P3 99% |
バックライト | ー |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C、USB 3.2、イヤホンジャック |
高さ調整 | 〇 |
機能 | 自動キャリブレーション機能、ブルーライト軽減、 フリッカーフリー |
ASUS(エイスース) モニター ProArt PA32DC
5~10万円のミドルスペックモニター
ここからは、5万円〜10万円の価格帯で販売されているミドルスペックモニターをご紹介していきます。
この価格帯の製品は10万円超え程の高額ではないものの、そこそこの値段でしっかりと性能の良さを発揮してくれる、バランスの良いモデルが多いです。
動画編集を本格的にやっていきたいけれど、まだ10万円超えのハイスペック機を買うのはちょっと気が引ける・・・
その気持ち、わかります!
そんな方は、まずこのミドルスペックモニターから挑戦してみるといいでしょう!
EIZO(エイゾー) FlexScanディスプレイモニター EV2785-BK
どの角度でもクリアで見やすい画面設計をされています。
フラットなデザインとフレームレス設計の画面になっており、見やすく圧迫感のないモニターです。
また、背面にケーブルをまとめて収納できるカバーが付いているため、デスクの周囲がスッキリとするのもポイントですね。
前面に設置された内蔵のスピーカーは、音漏れを軽減し音声を聞きやすくしています。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | ー |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | USB Type-C、DisplayPort、HDMI |
高さ調整 | 〇 |
機能 | フリッカーフリー、ブルーライト低減、 明るさ自動調節機能 |
EIZO(エイゾー) FlexScanディスプレイモニター EV2785-BK
BenQ(ベンキュー) デザイナー向けエルゴモニター PD2705UA
縦横回転でより画面を見やすくすることができるモニター。
スタンドにモニターアームが付いており、前後の水平移動が可能になっているのが特長です。
デスク作業時はモニターを壁側に寄せて、ディスプレイ作業時には手前に寄せてとアームをベストポジションに設置可能。
色の再現率も高く、よりクリエイティブな作業がしたい方に向いています。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 99%、Rec.709 99% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C、USB Type-B、 USB 3.2、All-in-One Connection |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライト低減、フリッカーフリー、 KVMスイッチ機能 |
BenQ(ベンキュー) デザイナー向けエルゴモニター PD2705UA
Dell(デル) モニター U2723QE
多彩な接続ポート搭載で2台のPC接続可能なマルチディスプレイ!
マルチタスク機能が搭載されており、複数のウィンドウを同時に表示し作業を行えるのが特長です。
また、作業中断時を記憶する自動リストア機能の搭載で、前回起動時と同じところから再開することもできます。
元データの色彩を忠実に再現する設計のため、映像作成や加工におすすめです。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 100%、Rec.709 100%、DCI-P3 98% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C、USB 3.2、 オーディオラインアウト、LAN |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライト軽減、KVMスイッチ機能 |
Dell(デル) モニター U2723QE 楽天市場販売ページ
Dell(デル) ハブモニター U2723QX
黒の非光沢画面が暗い色味もくっきりと表現してくれるモニターです。
モニターの放つブルーライトを低減する機能が常時稼働しているため、目への負担が少なく健康に配慮したうれしい設計となっています。
暗いシーンも鮮明に映し出される色彩は、高解像度モニターの持つ特徴になっており、元の映像のリアルなカラーを忠実に再現するため、クリエイティブな編集作業におすすめです。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS Black |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 100%、Rec.709 100%、DCI-P3 98% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C、USB 3.2、 オーディオラインアウト |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライト軽減、フリッカーフリー、 KVMスイッチ機能 |
ASUS(エイスース) モニター ProArt PA279CRV
安いのに正確な色味を再現するキャリブレーション機能搭載機種!
広色域と高解像度設計のため、忠実な色味の再現を実現可能です。
モニターに実物に近い色味を映し出す効果があるため、繊細なカラーの映像編集におすすめ。
接続端子にUSBType-Cを搭載し、スマートフォンやタブレットなど、モバイル端末に保存されている動画の編集もできます。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K UHD |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 100%、AdobeRGB 99%、DCI-P3 99% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C、USB 3.2、 イヤホンジャック |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライト軽減、フリッカーフリー |
ASUS(エイスース) モニター ProArt PA279CRV
5万円未満のライトスペックモニター
最後に5万円未満のライトスペックモニターをご紹介します。
まずお伝えしておきたいのが、ライトスペックだからといって使い物にならないほど悪いかといわれれば、全くそんなことはありません。
もちろん、機能面や発色の良さなどで高額なモニターに引けをとることはありますが、ライトスペックのものでも充分に動画編集で使うことが可能です。
まだ動画編集駆け出しで周辺機器に大きな金額をかけることが難しい方や、とりあえずサブモニターをお試しで使ってみたいと考えている人には、こういったライトスペックのモニターもいいでしょう。
Dell(デル) モニター S2722QC
ケーブル1本で端末の接続を可能にするUSBType-C搭載のモデルです。
モニター本体にスピーカーが内蔵されており、音楽や動画も楽しめます。
また、ちらつき防止機能も搭載されているため、ゲーミングにもおすすめです。
デュアルHDMI内蔵により、ストリーミングとコンソールゲーミングをシームレスに切り替え可能になっているのもポイントで、効率よくPC作業をおこなえます。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 99% |
バックライト | LEDバックライト |
入出力端子 | USB Type-C、HDMI、USB 3.2、 オーディオラインアウト |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライト低減、マルチタスク機能、 フリッカーフリー |
LG(エルジー) モニター 27UL500-W
ゲーミングにもおすすめの高画質と高機能のライトスペックモニター。
IPSパネルを採用した、視野角の広さと色の再現性の高さが特長のモニターです。
暗い場面も鮮明に映し出すブラックスタビライザー機能も搭載されており、映像をよりくっきりと再現するのもポイント。
モニターの画面上で、複数の機能の調節も可能で作業効率アップも図れます。
動画編集だけでなく、ゲーミングにもおすすめです。
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 4K |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 98% |
バックライト | ー |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、ヘッドホン出力 |
高さ調整 | × |
機能 | フリッカーセーフ、ブルーライト低減、 ブラックスタビライザー、OnScreen Contro |
ViewSonic VX3276-2K-MHD-7
画質が最も良いIPS方式パネルのモニターです。
サイズは31.5インチとかなり大きめ。解像度は2,560px×1,440pxとフルHD以上の高解像度を誇ります。
長時間の作業でも疲れにくいフリッカーフリー機能も搭載しており、機能は充実しています。
また、フレームレスモニターのため、省スペースかつ画面への没入感が最高です。
これだけ高性能ながら値段も3万円以下と、手頃なのも魅力ですね。
画面サイズ | 31.5 インチ |
解像度 | WQHD (2560×1440) 高解像度 |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | 〇 |
色域 | sRGB 98% |
バックライト | ー |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、mini DP入力端子 |
高さ調整 | × |
機能 | ブルーライトフィルター, フレームレス |
iiyama XU2493HSN-B5
安いお値段で、かつ動画編集に必要な性能を備えたモニターです。
23.8インチ画面でIPS方式パネルを採用。解像度はフルHD(1920px×1080px)、さらに目が疲れにくいノングレア液晶と、ここぞというポイントを全て備えた一品。
お値段は2万以下なので、複数台モニターを置くデュアルモニターとしても大活躍です。
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | フルHD(1920px×1080px) |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | × |
色域 | sRGB 99% |
バックライト | ー |
入出力端子 | HDMI、DisplayPort、mini DP入力端子 |
高さ調整 | 〇 |
機能 | ブルーライトフィルター, フレームレス,USBハブ, スイベル調整, ピボット調整, 高さ調整, 傾き調整 |
LGモニターディスプレイ 24UD58-B 23.8インチ
お手頃な値段で4Kモニターを選ぶならこのモニター。
23.8インチ4Kモニターで4万円台の価格帯となっています。
また、IPS方式パネル・ノングレア液晶と動画編集に必要な機能を搭載。
どうしても4Kにこだわりがあり、低価格で手に入れたい方はチェックしておきましょう。
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | 4K(3840×2160) |
パネルの駆動方式 | IPS |
HDR | × |
色域 | SMPTE-C(NTSC) 72% |
バックライト | ー |
入出力端子 | HDMI×2、DisplayPort、ヘッドホン出力 |
高さ調整 | × |
機能 | ブルーライトフィルター, フリッカーセーフ機能, ブラックスタビライザー,Super Resolution |
モニター以外にもある!動画編集を効率化してくれる便利アイテム
ここまでご紹介してきましたが、モニターは動画編集をやっていく上で非常に役立つツールです。
良いモニターを活用して作業効率化することで、1件あたりの案件にかかる時間が短縮されるので、必然的にあなたの時給効率が高まっていきます。
モニターに限らず、こうした周辺機器を導入することで、もっともっとあなたの作業が効率的になっていきますので、モニター以外も揃えて作業を効率化したい方は、こちらの記事の後半も確認してみてください。
【2024年】動画編集にはMacかWindowsどっちがいい?
短期間で効率的に学びたいなら、超実践型動画編集スクール『AIM Creators College』がおすすめ
AIM Creators College」は、スキルゼロの完全未経験からでも自走力を持った動画クリエイターを目指せる超コミット型動画編集スクールです。
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まとめ
今回は、動画編集にあると便利なPCモニターを選ぶポイントとおすすめ製品を紹介しました。
PCモニターを持っておくと動画制作を効率的に行うことができる上に完成時の質アップも期待できます。
ただ、一口に「モニター」と言っても、費用感・性能・大きさ等様々ありますので、動画編集用のモニターを選ぶ際は、自分の作業に適したスペックのものを選ぶ必要があります。
まずは本記事を何度も読み返し、基本の画面サイズ、解像度、パネルの種類のポイントを押さえてみてください。
YouTubeなどの動画配信ではそれほどハイスペックなモニターは必要ありませんが、PVや映画などの映像制作に使用する場合は色表現に拘ったモニターを選びましょう。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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