【決定版】これ1つで丸わかり!CapCutの使い方を分かりやすく徹底解説!

近年、ますます需要が増加している動画コンテンツですが、それに伴い動画編集ソフトやアプリも様々な種類がリリースされています。

今回はその中の一つ、CapCutをご紹介いたします。

CapCutは動画編集に特化した便利なモバイルアプリで、初心者から上級者まで誰もが簡単にプロ顔負けの動画を作成できるよう設計されています。

このアプリは、動画のカットやトリミング、音楽の追加、エフェクトの適用など、基本的な編集機能から高度な機能まで幅広く対応しています。

ユーザーインターフェースは直感的で操作が簡単なため、初心者でも編集作業がスムーズに行えるという点で、動画編集者からの人気も高まっています。

今回は、そんなCapCutの基本的な使い方から、応用技術までを各項目ごとに詳しく解説していきますので、これから動画編集を始めたい方や動画編集をより深く学んで行きたい方は、ぜひこの記事を読んでスキルの習得にご活用ください。

目次

CapCut(キャップカット)とは?

みなさんは、CapCut(キャップカット)という動画編集アプリをご存知でしょうか?

CapCutは、スマホで簡単に高度な動画編集を行えるアプリとして知られ、TikTokやInstagramリールを作成する際にも活用されており、作成した動画はSNSにアップして楽しむことが可能です。

本記事では、そんなCapCutの基本的な機能や使い方を解説します。

また、後半には使用する上で留意しておきたい注意点についても触れていますので、同アプリの利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

CapCutってどんなアプリ?

CapCutは、動画SNSアプリのTikTokなどを運営する中国企業、ByteDance社の動画編集アプリです。
運営元がTikTokやBuzzVideoといった数々の人気アプリを手がけているため、実際にCapCutでは、TikTokと連携することで利用できる機能も複数搭載されています。


このCapCutは無料でダウンロードできるにもかかわらず、動画編集に必要な機能が多く搭載されているため上級者はもちろん、直感的な簡単操作で編集ができることから、初心者でも高品質な動画を作成できるという理由で今人気を得ています。


アプリはiOSとAndroid、両方のスマートフォンで利用可能なので多くのユーザーに利用されています。
CapCutの主な機能としては、トリミング、スピード調整、逆再生、フィルター、エフェクト、音楽の追加といった基本的な編集機能のほか、上級者も使用するような高度な機能も備わっています。


例えば、AIを利用した背景の自動削除や、3D ズーム効果などが一例ですが、これらは使いこなせばかなり高品質な動画の作成が可能なので、これだけ多機能なのに無料で提供しているという点は改めて驚きです。
以上のことから、動画編集の新たな応用ツールとしてだけではなく、動画編集初心者の入門ツールとしても最適なアプリになっています。

CapCutの3つのメリット

①対応する言語や、使用デバイスが豊富である。

CapCutの対応言語は主に日本語や英語、スペイン語などです。
自分の1番得意な言語で編集できるのは、やはりストレスがかからないので必要な条件ですよね。

対応デバイスも、iPhoneやAndroidなどで使用ができ、スマホさえ持っていればほとんどの方がすぐ使用できるアプリとなっています。

もちろん、iPadなどのタブレット端末でも問題ありませんし、少し複雑ですがPCも使用できるようです。

スマホしかデバイスを持っていない方からすると、iPhoneやAndroidで動画編集できるのは嬉しいポイントですね。

②豊富な種類のフィルターが使える

静止画だけでなく、動画編集でもフィルター加工は上手に使用したいと思う方は多いと思います。
このフィルターで色合いを調節するだけで、ご自身がイメージしている雰囲気に近い動画に近づけて仕上げることができますよね。

CapCutのフィルターは種類が多く、「おすすめ」や「日本ドラマ」などのジャンルで種類分けされているので、その中から自分のイメージしているものを探すといいでしょう。

特にモデルが決まっていなくても「おすすめ」を中心に、フィルターをいくつか試すことで簡単に見つけられると思います。

また、調整機能もあるので、フィルターでは調整できない細かい部分の色の調節が可能です。

少し手間はかかりますが、フィルターよりも細かく決められるため、より自分のイメージに合ったこだわりの色味を選べるでしょう。

③テキスト機能やスタンプなどが使える

今や動画投稿サイトに投稿される動画のほとんどは、セリフなどに対してテロップという字幕が動画内に入っています。

このテロップですが、動画中の伝えたい部分やその場面によって、フォントの形式やサイズ、色、太字などをそれぞれ使い分ける必要があります。

世に出ている動画のほとんどが、概ねこのセオリーを守って作成しているため、このテロップという一手間はもはや必須の要素となっています。

CapCutはテキスト機能が豊富なので、様々なシーンに合わせてテロップの選択が可能ですので、他の動画にも見劣りしない表現ができるでしょう。

また、スタンプも豊富にありますので、動画中のアクセントとして手軽に使用できます。

可愛いデザインも豊富に用意されているので、ぜひ使ってみてください。

CapCut(キャップカット)でできること

CapCutには様々な機能が備わっているということがご理解いただけたと思いますので、ここからはこのアプリで実際に出来ることを、操作方法も加えてより具体的に紹介していきたいと思います。

動画編集

CapCut(キャップカット)をダウンロードするユーザーの利用目的は、その大半が動画編集かと思います。

主な編集機能は以下の通りとなっています。

  • 動画のカット・分割・再生速度の変更
  • BGMの挿入・音声の調整
  • テキスト・スタンプ
  • ワイプの挿入
  • エフェクトやフィルター
  • 動画フォーマットサイズの変更
  • 色調の調整

各機能の詳細については、後ほど詳しく解説します。

スマホで使えるアプリながらも、PCソフトに引けを取らないほど動画編集に必要な機能の殆どが導入されていますね。

この汎用性の高さと、かつ無料で利用できるという点が人気の理由であると言えるでしょう。

チュートリアル動画の閲覧

上記の例のように、メインメニューから「チュートリアル」を選ぶことで、CapCutを利用した基礎的な編集方法から、より多機能な応用テクニックの一例を紹介する動画コンテンツを閲覧することができます。
次に頼るべき情報が一目で分かりやすく、初心者の方でも安心して操作ができる嬉しい仕様ですね。

その中でも特に注目したいのが「TIkTokトレンド」です。

こちらには上記のようにTikTok上での、CapCutにまつわる人気の動画コンテンツが分かりやすくまとめられており、多くのユーザーが実際に参考にしている動画をアプリ内から簡単に見つけることができます。

SNSのトレンド把握と、それに応じた動画コンテンツまでアプリ内で一括して閲覧できるなら、ネット上の多くの情報から選んで探す手間も省けるため、非常に効率的ですよね。

TikTokとの連携機能

CapCutをTikTokと連携したい場合は、「マイページ」の右上の3本線「≡」からメニューを開き、アカウント管理画面を開いて「TikTokプロフィールを表示」をONに設定します。

これでTikTokとの連携設定は完了です。

アプリをTikTokとアカウント連携することで、マイページにTikTokプロフィールへのリンクを直接貼ることができます。

また、TikTokと連携することで生まれるメリットとして

完成した動画をTikTokにそのままアップロード(共有)する

TikTok上に保存したオリジナルの楽曲を、動画のBGMとして挿入する

などもできるようになります。

CapCut(キャップカット)の操作方法【基本編】

非常に多くの機能が搭載されていることが分かったCapCut。

動画編集の中〜上級者であれば抵抗なくその機能を試していけると思いますが、初心者が扱うとなるとなると、いくら直感的な操作感とはいえ初見ではどこから触れば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。

ここからは、そのCapCutの使い方を15選に分けて紹介していきます。

初めての方でも容易に操作ができ、プロジェクトの作成から、編集、ダウンロード・保存までを行えるよう順を追って紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

プロジェクトの作成と動画の読み込み

アプリの基本的な機能解説の前に、動画を編集を始めるにあたり、まずは「プロジェクトの作成」から「動画をCapCutに読み込む方法」について紹介したいと思います。

これはどのような動画編集を行うにしても、まずはこのステップから始まります。

動画編集の1番はじめの必須作業となる重要な部分ですので、しっかり抑えておきましょう。

【操作手順】

Step1.CapCutアプリを起動する
Step2.[新しいプロジェクト]をタップする
Step3.(メディアへのアクセス許可)
Step4.素材にしたい動画を選択する
Step5.[追加]をタップする

以上のStep1〜5の手順で、素材動画をアプリの動画編集画面に追加することができたと思います。

これらは短い手順で動画を作成するたびに行う操作となるので、繰り返していくうちに慣れるでしょう。

本記事で今後紹介する手順も、全てこの作業からスタートしていきますので、全ての基本となるこの手順はしっかりマスターしてくださいね。

テキストの追加

以前に比べ、あらゆる動画内で視覚的な情報が増えてきたと感じませんか?
特にテロップなどはその傾向に当てはまっていて、出演者のセリフや、動画内のタイトルなどにテキストを追加しているケースが増えています。
これは、視聴者の視聴環境によっては聞き取りづらい場合があったり、複数の声や音が混ざり聞き取りづらいシーンでも、必要なワードを文字で理解することができるので、視聴者にとってもありがたい良い傾向だと思います。
CapCutはそのテキスト機能も充実していて、テキストの追加機能はテキスト色やフォントなどが豊富に搭載されており、組み合わせ次第で非常に自由度が高く、人気の機能になっています。

また、テキストに対してアニメーション処理で動きを加えられる点も大きな魅力ですね。

その他にも[テキスト読み上げ]機能を使用することで、あらかじめ用意されたボイスの中から選択し、テロップを読み上げる声を追加することもできます。

【操作手順】
Step1.メニューから[テキスト]をタップする

Step2.[A+テキストを追加]をタップする

Step3.テキストを入力する

Step4.[フォント] [スタイル] [エフェクト] [アニメーション] [吹き出し]を設定する

Step5.フォントの位置をドラッグして調整する

Step6.タイムライン上でフォントの表示位置を調整する

ここの手順も、一つ一つは簡単な動作なので、繰り返していくうちに慣れるでしょう。

テロップは動画編集で非常に多く使う作業ですので、早めに操作に慣れることで動画編集全体の作業時間を短縮できるのでおすすめです。

動画のカット

アプリ内へ取り込んだ動画素材はカットが可能です。

動画内の不要な尺や、使わなさそうな部分を削除するカット編集は、視聴者が必要な情報だけを分かりやすく視聴するためのもっとも重要な工程になります。

カットの手法もいくつか存在し、ある程度自然な間を残す通常のカットもあれば、不要な間は全て限りなく短くカットする「ジェットカット」という手法もあり、これらは動画のジャンルや内容によって使い分ける必要があります。

1番大切なのは、視聴者がストレス無く閲覧しやすい動画に仕上げることなので、動画の雰囲気を読み取り、その作品に最適なカットの加減を修得できれば、それだけで動画の視聴維持率を保つことにつながるのでカットは必要不可欠な技術です。

【操作手順】

Step1.カットしたい動画をタップして選択する

Step2.再生ヘッドをカットしたい部分の冒頭に合わせる

Step3.[分割]をタップする

Step4.カットしたい部分の最後に再生ヘッドを移動する

Step5.[分割]をタップする

Step6.独立した不要クリップを選択して[削除]をタップする

カットした箇所は繰り返し再生して、繋ぎ目部分に違和感がないかを確認しましょう。

再生速度の変更

通常の再生だけでは作業中のシーンの前後を編集したい時に不便を感じる物ですが、このCapCutにはスロー再生、倍速再生、フリーズフレームといったように様々な再生方法や再生速度が調整できます。

例えば「もっとテンポよく話した方が良い」という指摘があれば、動画の再生速度を変えるだけで視聴者の注目を集める演出ができますね。

そういった意味でも、視聴者目線で再生速度を調整できるのは嬉しい機能だと思います。

作成したら他の動画と見比べてみて、より自然なスピードで流れているかも確認してみましょう。

【操作手順】

Step1.再生速度を変更したい箇所を分割して独立する

Step2.独立させたクリップをタップして選択する

Step3.[速度]>[通常]をタップする

Step4.スライダーをドラッグし再生速度を変更する

BGM・SEなど音声の追加・修正

動画にとって、映像と同じくらいとても重要なのが音声です。

例えば、作品の雰囲気を大きく左右するBGMは、その選曲次第で動画のテイストもかなり変わってきますよね。

そのため、動画視聴率の維持やリピートに直結する要素を持っているので、音声についても妥協せずに選んでいきたいところです。

また、節目節目でSEなどの効果音を入れることも、視聴者の興味を引き続けることにも繋がります。

このSEは使い方や使用頻度次第では、ニュース番組風にも、バラエティ風にも化ける要素があるので使い方には工夫が必要。

これらBGM・SEは共に無料素材が多く存在するため、比較的簡単に導入できると思いますし、CapCutではアプリに搭載されている音楽/BGMや、スマホに保存されている音楽/BGMも追加できます。

【操作手順】

Step1.[オーディオ]をタップする

Step2.音楽/BGM追加の場合[楽曲]、SEの場合[エフェクト]をタップする

Step3.追加する音楽を「TikTokのオリジナル楽曲」「マイミュージック」等から選択する
Step4.[+]をタップする
Step5.タイムライン上でBGMの位置や長さを調整する

更に詳しい方法は以下の記事でも解説しています。

スタンプの追加

CapCutには、視聴者の目を惹く可愛いスタンプが数多く用意されています。

必要な情報のみの単調な動画を流すだけでは、視聴者も徐々に飽きてしまい視聴を辞めてしまう可能性が高いです。

そのため、動画のところどころでスタンプを利用するなど、動画を可愛くアレンジしてみるのもいかがでしょうか?

特にSNSにアップする動画を編集する際には、動画を”盛れる”アクセントになってくれるはずです!

昨今のSNSブームを後押しするかのようなCapCutのスタンプ機能も、さらに上手に使いこなしましょう。

【操作手順】

Step1.[ステッカー]をタップする

Step2.好きなステッカーを選択してタップする

Step3.プレビューで追加したステッカーの位置や大きさを調整する

画像・動画の追加挿入

CapCutには複数の動画や画像を素材として扱う機能がついています。

アプリの「プロジェクト」に入っている動画のほか、デバイスに入っている別の動画や画像がその対象です。

しかし、別々の動画どうしを組み合わせると聞くと、真っ先に「いかにも専門的」「そもそも操作が難しそう」と心配される方もいらっしゃるかと思いますが、そこは心配いりません。

CapCutは分かりやすく直感的な操作性を売りにしており、以下の要領で簡単に操作ができますのでご説明します。

【操作手順】

Step1.既に追加されているクリップ右端の[+]をタップする

Step2.動画または画像を選択して[追加]をタップする

Step3.長押しで新規追加した動画/画像を移動する

エフェクトの追加

CapCutでは作成動画に対して、アプリ内に用意された様々なエフェクトから選択、追加することで、動画の雰囲気をまるで大きく変えたり、おしゃれに仕上げたりすることもできます。

エフェクトは動画全体に影響する「動画エフェクト」、人物を中心に影響する「ボディエフェクト」、画像に対して影響する 「画像エフェクト」が用意されているため、ケースによって使い分けることが可能です。

エフェクトも効果音と同様にインパクトがあるため、極端な乱用はかえって動画全体をうるさくしてしまうので厳禁です。

動画はあくまでもシンプルかつ観やすい形で作り、後から装飾を足したりすると遊びやすいのでは無いでしょうか。

【操作手順】

Step1.[エフェクト]をタップする

Step2.エフェクトの種類を選択する

Step3.気に入ったエフェクトをタップして選択する

Step4.調整をタップし、プレビューを確認しながら各項目を調整する

Step5.チェックで確定する

フィルターの追加

動画全体の色合いや風合いを、フィルターをかけることで統一して変化させる事ができます。

フィルターは、かけるだけでも動画の雰囲気が一変しますし、操作も非常に簡単なので使い勝手は非常に良いです。

プレビューを確認しながらいろいろ試してみましょう!

【操作手順】

Step1.[フィルター]をタップ

Step2.気に入ったフィルターをタップして選択

Step3.[調整]タブから各項目を調整

Step4.チェックをタップして確定

ワイプの挿入

ワイプとは、本編動画の中に小窓で別の動画を表示する手法(ピクチャーインピクチャー)のこと。

テレビでもニュースやバラエティ問わず非常によく見かけますし、最近ではゲーム配信などでもよく見かけるようになりました。

そのメリットは、解説者のコメントに加えて表情も一緒に確認できるので、リアクションや感情がより伝わりやすい点にあります。

本編映像とワイプと複数あることで視聴者の興味も分散され、より飽きにくい映像に近づける方法としても有効的ではないでしょうか。

実はCapCutでは、このワイプ挿入も簡単に作成できます。

【操作手順】

Step1.[オーバーレイ]→[はめ込み合成の追加]をタップする

Step2.ワイプに追加したい動画を選択して[追加]

Step3.ワイプのサイズをプレビュー画面で調整する

Step4.ワイプの表示位置をタイムラインで調整する

露出・コントラスト調整

やや上級者向けの機能になりますが、映像クリップの露出やコントラストなどの各項目を調整することもできます。

こちらは先ほど紹介したフィルター機能を使用するのが簡単で、仕上がりに統一感もあるため人気の手法ではありますが、更に細かく自分で調整したい場合にはこちらの機能も使用していくと良いでしょう。

そんなこだわり派の方にもお応えできる機能が備わっているのもCapCutの魅力の一つです。

下記に各種調整の一覧を記載いたします。

【操作手順と各種項目】

Step1.[調整]をタップする
Step2.各項目を調整していく

調整項目は下記の通りです。

  • 明るさ
  • コントラスト
  • 飽和色
  • 露出
  • 鮮明化
  • HSL
  • グラフ
  • ハイライト
  • シャドウ
  • 色温度
  • 色合い
  • フェード
  • 周辺減光
  • 粒子

以上のように、CapCutには非常に細かく調整項目が用意されているため、思う存分調整が可能です。
こだわり派の方はぜひ試してみてください。

フォーマットサイズの変更

近年のトレンドの一つでもある縦型動画が増えたことで、これまでの横長動画からフォーマット変更の機会が増えています。

短編でサクッと観れる手軽さと、短い時間の中で得られるインパクトが強い縦型動画はこれからもますます需要が伸びると言われています。

CapCutは縦型動画も手軽に作成できるので、動画の画角を変更する方法もしっかりおさえておきましょう。

【操作手順】

Step1.[比率]をタップする

Step2.アップしたい各プラットフォームに合わせて画角を選択する

Step3.チェックをタップして確定する

Step4.余白ができた場合は2本指でピンチしてズーム

解像度・フレームレートの変更

動画の画質の良さを示す「解像度」と、1秒間に表示される画像数を示す「フレームレート」についても変更できます。

それぞれ数値が高いに越したことはないのですが、多少のメリット・デメリットが存在しますので、先にそちらからご紹介します。

【メリット】

まず、解像度を上げるメリットは「高画質化」です。

画面の粒一つ一つがとても細かくなるため、映像が細部までとても綺麗に表現されます。

次に、フレームレートを上げるメリットは「映像のなめらかさの向上」です。

動画は、静止画がパラパラ漫画のようにコマ送りで繋がっているため、それで動いているように見えています。

フレームレートとはこのコマ数を表し、1秒間に何枚の静止画が重なっているかという数値になりますので、多ければ多いほど動きがなめらかな動画に仕上がります。

【デメリット】

解像度とフレームレートの両方に共通するデメリット、それはデータ容量の巨大化です。

どちらの機能も映像の表現力をあげるために多くのデータを使うため、必然的に動画のデータ容量は大きくなってしまいます。

動画の通信量を気にする人にとっては、やはり気になってしまうかも知れませんね。

操作手順は下記の通りです。

【操作手順】

Step1.画面右上の[1080p]をタップする

Step2.[解像度] [フレームレート] [コードレート] [スマートHDR]をそれぞれ調整、選択する

動画のダウンロード

最後に、編集した動画をダウンロードする方法を見ていきましょう。

【操作手順】

Step1.画面右上の[↑]をタップする

Step2.自動でエクスポートが開始される
Step3.[その他]をタップする
Step4.[ビデオを保存]をタップして選択する

これで動画編集の一連の流れは完了となります。

とても多くの機能がついているので、全てを使いこなそうと思うと初めのうちは難しいと感じるかも知れませんが、一部の機能に分けて慣れていくのも一つの方法かと思います。

CapCut(キャップカット)操作方法【応用編】

ここまではCapCutの基本的な操作方法について解説してきました。

基本操作や諸機能についてはご理解いただけたかと思いますので、ここからは少し応用的な操作方法もご紹介いたします。

実は、CapCutはアプリ外から音楽データを追加したり、動画を合成したりすることもできるんです。

アプリ外の音楽を追加

ここではiPhoneを例に解説を進めます。

iPhoneでアプリ外の音楽データを追加する方法は次の通りです。

  • まず、好きな音楽のmp3データをiPhoneにダウンロードし、iPhoneに標準機能として用意されているファイルアプリに保存しましょう。
  • 次に、CapCutで動画を編集し、音楽を追加するタイミングでファイルアプリに画面を切り替えます。
  • 最後に、追加したいmp3データを長押しして、出てきた「共有」ボタンをタップします。

共有をタップ後、共有先のアプリとして「CapCut」をタップし、「CapCutにインポート」をタップしましょう。


自動的にCapCutの編集画面に切り替わり、追加した音楽データがタイムラインに表示されていれば成功です。

ページ下部の波長のあるデータがその音楽データになります。

動画の合成

元々ある動画の中に、新たに別の動画を合成したい場合は、編集画面下部にあるメニューから「オーバーレイ」をタップし、「はめ込み合成を追加」をタップしましょう。

合成したい動画を選択し、「追加」をタップします。


先ほど追加した動画の背景を削除したい場合は、画面下部のメニューから「カットアウト」をタップし、「背景を削除」をタップしましょう

背景を削除することで違和感がなくなり、自然な見た目で動画を合成することができます。

CapCut(キャップカット)を利用する際の注意点

ここまではCapCutの基本的な操作方法とその役割について解説してきました。

多彩な機能の紹介からも分かるとおり、CapCutは動画編集に特化した非常に便利なアプリですね。

しかし便利な一方で、利用時には事前に注意しておくべき項目がいくつか存在します。

事前に懸念点を把握しておくことも、本アプリを上手に利用するためには必要ですので、ここで利用規約と共に注意すべき項目もまとめて確認しておきましょう。

対象年齢は13歳以上・18歳未満は保護者の同意が必要

CapCutには年齢制限があり、特に重要なポイントは以下の3点です。

①利用は13歳以上が対象となる。

②18歳未満および未成年者は保護者の同意が必要。

③個人的かつ非営利的な用途のために提供されるサービスである。

まず、13歳未満はCapCutを使用できません。

動画には様々なジャンルが存在するため、青少年保護などの観点からも年齢宣言は必要との見方があるようです。

18歳未満の未成年者であれば、保護者の同意があればCapCutを利用できます。

商用利用は認められていない

CapCutで作成した動画は商用利用を目的とした動画の編集には使用できませんので、その点は注意してください。

例えばYouTubeで収益化する場合なども商用利用と見なされる可能性が高いので、あくまで家族や友人間で披露するための動画編集など、その使用用途が限られる点は、事前に把握しておくように注意しましょう。

そのため、アプリで編集した動画を販売したり、商品の宣伝動画として使用したりする行為も規約違反となります。

友達と撮影した動画を編集し、SNSにアップするなど、あくまでも個人利用の範囲で楽しみましょう。

楽曲は著作権フリーではない

CapCut内で使用できる楽曲は著作権フリーの素材ではないため、SNS投稿などを行う際には注意して扱う必要があります。 

もしも投稿を行いたい場合は事前に許可を得るようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では、CapCutの様々な機能や、操作方法について解説いたしました。

本アプリは機能がとても豊富なので、全てを覚えようとすると時間がかかるかも知れませんが、直感的な操作方法で扱いやすく初心者から上級者まで幅広くご利用いただけると思います。

実際にアプリを手にとって使っていただけると、その魅力がよりご理解いただけるのではないでしょうか。

是非、これからCapCutを積極的に使いこなし、動画クリエイターとしてあなたの素晴らしい作品を世に送り出してください。

また、私たちが発信する記事はこのほかにも動画編集に関する様々な情報を発信しております。

CapCutに関連した情報以外にも、その他多くのヒントや技術が掲載されていますので、気になる方はぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

「人生革命」を軸に事業を展開。早稲田大学政治経済学部在学中に動画フリーランスとして活動し、株式会社 All in Motionsを創業。YouTubeマーケティングをハックし、自社YouTubeチャンネルを4つ運用。2022年「動画編集」キーワードで総登録者数日本一を達成。動画編集スクールAIM Creators Collegeを設立し、現在受講者数900名を突破。半年以内に目標到達させる成功確率は脅威の88%で国内No.1の再現性を誇る。スクール事業で社会人教育の在り方を創造し、動画マーケティングを軸に企業の成長支援をおこなう。

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