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【初心者】PremiereProでサイズを変更する方法4撰!サイズ変更をマスターしよう!

動画編集ソフトとして定番のPremiereProですが、いざ動画のサイズ変更をしようとすると、あれこれ設定があって迷ってしまうことがありませんか?
実は、PremiereProには画面サイズを変更する4つの主要な方法があり、それぞれ目的や状況によって使い分けることが重要なんです。

そこで今回は、PremiereProで動画のサイズ変更を完全理解するためのガイドとして、4つのポイントを解説します。
さらに、それぞれの方法でできる設定や、サイズ変更時の注意点なども合わせて解説します。

また、動画編集において「縦横比」も重要なポイントのひとつ。
YouTubやTikTokなど、動画を再生するプラットフォームによって、縦横比も異なってくるためです。

投稿するSNSの「縦横比」を知っておくと効率よく動画を作れるので、よく使われる縦横比についてしっておきましょう。

本記事を読み終える頃には、PremiereProで動画のサイズ変更を自在に操り、思い通りの作品を作れるようになるはずです。
PremiereProで動画サイズを変更して、もっと自由な表現を楽しんでみてください!

目次

PremiereProで動画サイズを変更する方法4撰

最近ではYouTubeのような横型動画に加え、InstagramやTikTokなどの縦型動画も流行っているため、動画のサイズを投稿するSNSに合わせて横型にしたり縦型にしたりする必要がありますよね?

また、動画の最中に強調したいシーンがあれば拡大したり、ツッコミの部分で動画サイズを小さくしてみたり・・・。
動画のサイズを変更することで、視聴者さんにいろいろな印象をもたせることが可能になります。

つまり、動画編集において、動画のサイズを制する者は動画制作を制する者!といっても過言ではありません。

今回はそんなサイズ変更の方法を、しっかり学んで実践していきましょう!

「新規シーケンス」で動画画面のサイズを設定する

投稿するSNSが決まっている場合は、新規シーケンスを作る際に縦横比(じゅうおうひ)と呼ばれる画面のサイズを設定をしましょう。
また、すでに作成されている動画画面の縦横比を変更するには、シーケンス設定でサイズを変更します。

後で説明する「スケール」や「クロップ」などの変更方法は、画面に映し出されている映像のサイズを変更することはできるものの、縦型や横型の画面に変更することはできません。
なので、そもそもの画面サイズを変更したい時は、シーケンスで設定変更をする必要があるのです。

始めてシーケンス設定をする時は、設定項目が多くて難しく感じるかもしれません。
しかし、実際にやってみると設定をする部分は少ないので、1度覚えてしまえば簡単に動画サイズを変更できます。

以下の手順で設定をしてみましょう。

手順①
プロジェクトの右下から「シーケンス」を選択し、「新規シーケンス」を作成します。

別の方法として、「新規シーケンス」はPremiereProの上部にある「ファイル」から「新規」を選択し、「シーケンス」を選択する方法でも作成できます。

手順②
「シーケンスプリセット」から自分の作成したい動画のサイズとフレームレート(fps)を選び「OK」を選択します。

YouTubeの横型動画であれば、「HD 1080p 29.97fps」を選択してください。
これで新規シーケンスの作成は完了です。

縦型動画を作成したい場合は、「新規シーケンス」の上部にある「設定」を選択し、「フレームサイズ」を「縦1920 横1080」と入力し「OK」を選択します。

他のサイズに変更したい場合は、その変更したいサイズの縦横比に気を付けながら、「フレームサイズ」の数値を入力しましょう。

読み込んだ動画のサイズを確認する方法

動画編集をする際、動画の素材となる画像や映像をPremiereProに読み込ませる必要があります。
動画を読み込んだら、サイズを確認してみましょう。

動画のサイズは、プロジェクトパネルの「プロパティ」に表示され、ファイルサイズやフレームレート(fps)などの情報もわかります。
読み込んだ動画の上で、右クリックを押して、「プロパティ」を選択します。

「プロパティ」を選択すると、上の画像のように表示され、サイズやフレームレートを確認できます。

この画面に表示されている

  • ファイルサイズ:23.16MB
  • 画像のサイズ:1920×1080
  • フレームレート:29.97

こちらが、読み込んだ素材のサイズになります。

「シーケンス設定」で設定する方法

先ほどの新規シーケンスで設定した内容を、変更したい場合の方法を紹介していきます。

この方法を使えば、編集中でもシーケンスの設定を変更することができます。
ただしその際に、変更前にシーケンスに入れた素材とサイズが変わってしまう場合があるので、変更する場合は注意しましょう。

手順①
PremiereProの上部にある「シーケンス」を選択し、「シーケンス設定」を選択します。
この時、必ず変更したいシーケンスを選択しておくようにしてください。

PremierePro上に複数のシーケンスがある場合、変更したいシーケンスとは別のシーケンスが変更されてしまう場合があるので注意しましょう。

手順②
一般の「フレームサイズ」に変更したいサイズを入力し、「OK」を選択します。
これでシーケンスの設定を変更することができました。

「シーケンス設定」とは?

PremiereProの「シーケンス設定」は、動画サイズ(フレームサイズ)や動画の滑らかさ(フレームレート)を設定するときに使います。

シーケンスは動画編集の土台となる重要な要素です。
絵画におけるキャンパスのように、シーケンスにビデオクリップ・オーディオクリップ・エフェクト・トランジションなどを配置し、最終的な動画作品へと組み立てていきます。

シーケンス設定や操作方法を理解することで、より自由度の高い動画編集が可能になります。

また、PremiereProのシーケンス設定は、動画編集を始める前に必ず確認し、適切な設定を行うことが重要です。
編集途中で変更することもできますが、素材のサイズが元のシーケンス設定のままのサイズなので、その素材のサイズを変更するために工数が増えてしまいます。

前述した内容を参考に、シーケンス設定を理解し、高画質な動画を効率的に作成しましょう。

「スケール」で動画のサイズを変更する方法とは?

素材ごとの大きさを調整したい場合は、シーケンス上にある素材を選択した状態で、エフェクトコントロールパネルの「スケール」をつかえば調節が可能です。

基本的に、横または縦のサイズを変更すると、もう片方も同じ比率でサイズが変更されます。
横もしくは縦のどちらかだけサイズを変更したい場合は、「縦横比を固定」のチェックを外しましょう。

そうすることで、横または縦の片方だけを変更することが可能になります。

「エフェクトコントロール」の「スケール」の数値を変更することで、素材を拡大したり、縮小したりすることができます。

「スケール」の「縦横比を固定」のチェックを外すと、「スケール」の項目が「スケール(高さ)」「スケール(横)」になり、縦と横のスケールを各自変更できます。

これで、素材の大きさを自由に調整することができるようになりました。

クロップ・マスクで素材の一部を切り出す

PremiereProには、動画の一部を切り抜いたり、特定の部分だけを強調したりする機能が充実しています。
今回はその中でも代表的な2つの機能を解説しましょう。

まず1つ目は、クロップです。

クロップは、動画全体を四角い枠で囲み、その枠内だけを表示します。
不要な部分はトリミングしたり、動画のサイズを変更したりすることができます。

「エフェクト」で「クロップ」と検索し、「クロップ」をシーケンス上にあるクロップしたい素材にドラッグ&ドロップします。

ドラック&ドロップをしたクリップが選択されていることを確認し、「エフェクトコントロール」内にクロップが追加されているかどうか見てみましょう。
クロップの項目が増えていれば、画像の大きさを変更可能です。

左・上・右・下の数値を変更することによって、素材が入力した数値分トリミングされます。

スマートフォンで撮影した縦型動画を横型動画に変更する際や、動画の左右にある不要な部分をトリミングするのに便利です。
ぜひ使ってみてください。

2つ目は、マスクです。

マスクは、動画の一部だけを自由に切り抜く事ができます。
マスクの方が、クロップに比べて複雑な形状にも対応できるので、柔軟な編集が可能になります。

マスクは、基本エフェクトとして「エフェクトコントロール」内部にあるので、クロップのようにエフェクトパネルから適用させることなく使用できます。

「エフェクトコントロール」から「不透明度」の項目にある、円形アイコン・四角アイコン・ペンツールのいずれかを選択すると、「マスク」の項目が増えます。

今回は、ペンツールを使って解説を行います。

ペンツールを選択し、切り抜きたい部分を囲ってみましょう。
ペンツールは、形が決まっていないので、切り抜きたい部分に点を配置し、出てきた線で囲うことによって自動的に切り抜かれます。

この配置した点は、切り抜いた後に移動することができたり、点を増やしたり減らしたりできるので、形を修正するのは簡単です。

「マスク」の「反転」にチェックを入れると、ペンツールで囲った部分以外が表示されるようになります。

部分的に切り抜いて下の素材を見えるようにする時に、とても便利です。

動画の一部をぼかして人物のプライバシーを守る際や、特定のオブジェクトに注目させるために周囲を暗くする際にも使えます。
便利なので、クロップと合わせてぜひ一度使ってみてください。

PremiereProで変更できるサイズ(縦横比)の種類

縦横比(じゅうおうひ)とは、長方形における幅と高さの比率を示した数値のことです。
PremiereProにおいて、縦横比は動画の印象を大きく左右する重要な要素になります。

近年は、YouTubeやInstagramなどのSNSを中心に、縦型動画の需要が急増していることから、動画編集においても様々な縦横比に対応することが求めれれています。

各プラットフォームに対応できるように、名称と合わせてそれぞれの縦横比を理解しておきましょう。

ワイドスクリーン 16:9
テレビや映画、YouTube動画など、最も一般的な縦横比です。
横型で、画面全体に情報を配置しやすいのが特徴です。

フルスクリーン 4:3
昔のテレビやDVDソフトなどで使用されていた縦横比です。
16:9よりも縦長で、人物の表情を強調するのに適しています。

正方形 1:1
正方形の縦横比です。
InstagramやTikTokなどのSNS投稿に最適で、インパクトのある画像や動画を作成することができます

縦型 9:16
縦型動画用の縦横比です。
スマートフォンで視聴する動画などに最適で、画像いっぱいに情報を表示することができます。

アナモルフィック 21:9
映画やゲームなどに使用される縦横比です。
16:9よりも横長で、より広い視野で映像を楽しむことができます。

以上が主要な縦横比です。

また、素材の縦横比を変更する場合は、以下の点に注意しておきましょう。

  1. 縦横比を変更すると、動画の画質が劣化する場合があります。
  2. 異なる縦横比の動画を組み合わせたり、縦横比を変更したりする場合、画面に黒い帯が発生することがあります。
  3. すべての再生デバイスが、すべての縦横比に対応しているわけではありません。例えば、古いテレビやスマートフォンでは、縦型動画を再生できない場合があります。動画を公開する前に、ターゲットとなる視聴者の再生デバイスを確認し、対応している縦横比を選択することが重要です。

より効率的にPremiereProを操作するなら

PremiereProは、豊富な機能と高い編集自由度を誇る動画編集ソフトですが、使いこなすには習得すべき知識やテクニックが数多く存在します。
編集作業を効率化し、より短時間で高品質な作品を生み出すために、効率的な操作方法を身につけましょう。

下記に動画編集のテクニックを解説している動画リンクを貼っておくので、参考にしてみてください!

こちらの動画では、Premiere Proの基本操作から時短テクニックまでを詳しく解説しています。
具体的な手順や設定方法も紹介されており、初心者でも理解しやすい内容なのでぜひご覧ください。

他にも、以下にPremiere Proのテクニックを解説した記事のリンクを載せておりますので、参考にしてみましょう。

例えば、こちらの記事では「動画編集が面倒くさい」と感じている人に向けて、動画編集の時短テクニックや効率化について詳しく解説しているので、動画編集効率化について気になる方はぜひご一読ください。

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まとめ

今回は動画編集ソフトPremiereProの画面サイズを変更する方法を4種類解説しました。
投稿したいSNSに合わせて画面サイズを変更したり、強調したい画像のスケールを変更したり、切り抜いたり様々な方法があります。

動画制作において、動画のサイズと縦横比は重要な要素の一つです。
これらを理解することで視聴者にとって見やすい動画を作成することができるでしょう。

本記事のポイントを踏まえ、動画制作に取り組む際には、適切な設定を行ってください。

また、もしあなたがすでに動画編集を仕事にしたいと考えているのであれば、AIM Creators Collegeがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

「人生革命」を軸に事業を展開。早稲田大学政治経済学部在学中に動画フリーランスとして活動し、株式会社 All in Motionsを創業。YouTubeマーケティングをハックし、自社YouTubeチャンネルを4つ運用。2022年「動画編集」キーワードで総登録者数日本一を達成。動画編集スクールAIM Creators Collegeを設立し、現在受講者数900名を突破。半年以内に目標到達させる成功確率は脅威の88%で国内No.1の再現性を誇る。スクール事業で社会人教育の在り方を創造し、動画マーケティングを軸に企業の成長支援をおこなう。

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