Premiere Proで動画編集をしている時、映像や画像の不要な部分を切り取りたいと思ったことはありませんか？
「著作権的に映したくない」
「視聴者には見せたくない」
などの理由でトリミングをしたいと思っている方は多いと思います。
本記事では、このような方に向けてPremiere Proでのトリミング方法について具体的に解説していきます。
- Premiere Proのトリミング（クロップ）とは？
- Premiere Proでトリミング（クロップ）する方法
- Premiere Proでトリミングする時の注意点
最後までお読みいただければ、Premiere Proで誰でも簡単にトリミングする方法がわかります。
ぜひ参考にしてください。
Premiere Proのトリミング（クロップ）とは？
Premiere Proのトリミング（クロップ）とは、動画の不要な部分を切り取る編集手法です。
例えば、1分の動画から特定の20秒間だけを使用したい場合、トリミングによってその部分だけを残し、他の部分を削除できます。
また、トリミングは映像の大きさや表示範囲を調整する際にも用いられます。
これにより、不要な要素を排除して視覚的に引き締まった映像を作成することができます。
視聴者の集中力を維持し、効果的なメッセージを伝えるために、トリミングは非常に有効な手段です。
Premiere Proでトリミング（クロップ）する方法
Premiere Proでトリミング（クロップ）する方法を3つご紹介します。
トリミング方法は、以下の通りです。
- 【エフェクトパネル】クロップでトリミング
- 【プログラムパネル】モニターでトリミング
- 【エフェクトコントロールパネル】モーションでトリミング
操作画面のスクショ付きで具体的に解説していきます。
さっそく、いってみましょう！
事前準備
まずは、トリミングする前に準備が必要です。
プロジェクトパネルに素材を読み込み、トリミングしたい素材をタイムライン上にドラッグ&ドロップしてください。
これで準備OKです！
①【エフェクトパネル】クロップでトリミング
STEP１：エフェクトパネルを表示→「クロップ」で検索→「クロップ」をダブルクリック
STEP２：エフェクトコントロールパネルのクロップ内にある左上右下の数値を変更してトリミング
※変更方法は、数値をクリックしたまま左右に動かす or 数値をクリックして直接入力
STEP３：クロップ内にある「ズーム」にチェック
※トリミングされた状態の映像が拡大されます。
（おまけ）
- クロップ内にある「マスク機能」を使うと好きな形に切り取り可能です。
- ⚪️や◻︎、ペンマークをクリック→モニターの赤丸部分をドラッグしてトリミングする形を作る→「反転」にチェック
②【プログラムパネル】モニターでトリミング
STEP１：エフェクトコントロールパネルを表示
STEP２：エフェクトコントロールパネルの「クロップ」を選択
STEP３：プログラムパネルのモニターの赤丸をドラッグしてトリミング
③【エフェクトコントロールパネル】モーションでトリミング
STEP１：エフェクトコントロールパネルを表示
STEP２：モーションの「位置」と「スケール」 の数値変更してトリミング
※変更方法は、数値をクリックしたまま左右に動かす or 数値をクリックして直接入力
Premiere Proでの全体的な動画編集のやり方については、下記動画をおすすめします。
コレ1本を視聴するだけで、稼ぐのに必要な動画編集スキルがわかります！
Premiere Proでトリミングする時の注意点
Premiere Proでトリミングする時の注意点があります。
まず、シーケンスと素材のサイズが同じ場合、トリミング後に素材を拡大すると映像が荒くなります。
これを防ぐためには、素材の動画サイズをシーケンスのサイズより大きくしておくことが重要です。
例えば、シーケンスのサイズが1920×1080（FHD）であれば、3840×2160（4K）の動画素材を使用することで、トリミング後も高画質を保つことができます。
また、トリミングを行う前には、必ず必要な部分と不要な部分を明確にしておきましょう。
クリップの選択やトリミング範囲の設定を誤ると、意図しない部分がカットされてしまうことがあります。
最後に、トリミング後には必ずプレビューを確認し、必要に応じて微調整を行うことが大切です。
これにより、完璧な仕上がりの動画を作成することができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は、Premiere Proでのトリミング方法についてご紹介しました。
ビジネス系やエンタメ系など、どのジャンルでも使われるスキルになりますので覚えておいて損はありません。
Premiere Proでのトリミング方法に困った場合は、本記事を再度見返してみましょう。
また、本記事とあわせてこちら（URL挿入）もお読みいただくことをおすすめします。
動画の仕上げ段階で必要となる「Premiere Proで動画を書き出す方法」について解説しています。
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