動画編集を仕事にしている人で
「編集に時間がかかりすぎている」と感じた経験はありませんか?
「もっと効率的に編集したいけど、どうすれば良いのかわからない・・・」
「作業時間と単価が全く見合っていないから、今よりも速く編集できる方法を知りたい・・・」
など編集作業の時短化に関する悩みを抱えている方が多いと思います。
動画編集は細かい作業が多いため、キーボードのコマンドやマウスに設定したショートカットキーを使うことで、編集を効率化することが可能です。
しかし、それでもコマンドを覚えるのに苦労したり、ショートカットキーを設定できる数に制限があったりなど、効率化の工夫にも限界があります。
その問題を解決するのが、動画編集用のコントローラーです。
コントローラーを使うことで、編集時間が一気に短縮されて、効率的な作業を行うことができます。
また自分好みにカスタマイズすることができるため、各々の作業に適した機能を設定することで時短化を図ることができます。
つまり、最適な動画編集用コントローラーを見つけることができれば、「編集に時間がかかりすぎている」という悩みを解決することができます。
そこで本記事では、動画編集用コントローラーの必要性やメリット、最適な選び方、おすすめのコントローラーについて解説していきます。
そもそもコントローラーとは?
動画編集者向けのコントローラーとは、動画編集の作業を効率的に進められるデバイスのことです。
動画編集で使用する機材といえば、キーボードやマウス、PCモニターなどを想像する方が多いと思いますが、作業の効率化を目指す上ではコントローラーの存在を忘れてはいけません。
コントローラーの形状や機能は様々で、自分の目的に合ったものを選ぶことができます。
例えば本体に10個以上のボタンが付いていたり、カスタマイズの自由度が高かったり、デザイン向けにグラフィックソフトが使える仕様だったりするなど、いろいろな場面に対応したコントローラーがあるので選択肢はかなり広いです。
もしあなたが「もっと編集作業を時短したい!」と考えているのであれば、動画編集用コントローラーは非常に役に立つアイテムです。
動画編集にコントローラーは必要?
先に結論をお話しすると、動画編集者にとってコントローラーは必要です。
特に編集時間の効率化を図るためには、非常に重要なものと言えます。
その理由は、キーボードやマウスを操作するよりも、コントローラーの方が効率性が高くスムーズに作業を行えるからです。
動画編集でキーボードやマウスを使用する方は多いですが、実際に作業をする際にそれらの機能を不便に感じた瞬間はありませんか?
動画のカット作業をする時に、マウスのコマンド選択で若干のタイムラグがあったり、またキーボードショートカットキーを使っていると頻繁に手を動かす必要が生じたりします。
しかしコントローラーの場合、簡単に細かい操作ができるので、作業効率がグッと上がり編集をより速く進めることができます。
例えば本体に付いているノブを回すことで操作の移動が楽になったり、拡大・縮小機能をダイヤル一つで使うことが可能です。
コントローラーは自由にカスタマイズもできるので、自分が必要とする機能を選んでより効率的な編集を目指せます。
以下のYouTube動画で「動画編集を始める前に買うべきアイテム」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
動画編集にコントローラーを使うメリット
前章ではコントローラーの必要性について解説しました。
ここからはコントローラーを使うメリットを具体的に説明していきます。
動画編集にコントローラーを使うメリットは様々ありますが、主な内容は以下の3点です。
- 操作の精度が高い
- カスタマイズできる
- 手首への負担が軽減される
それぞれを詳しく見ていきましょう。
①操作の精度が高い
精度の高いコントローラーを使用することで、動画編集の作業が非常にスムーズになります。
特に1フレーム単位の細かい作業が求められる編集では、精度の高いものが圧倒的に有利です。
例えばシェイプの微調整を行う際、より高いクオリティーを目指すのであれば精度の高いコントローラーを使うべきです。
シェイプの形状を1ピクセル単位で調整することができ、デザインに関してどんな場面でも幅広く対応することができます。
また、デバイスの例を挙げると「ジョグシャトル」「トラックボール」と呼ばれる形状のコントローラーがそれに当てはまります。
一つ目のジョグシャトルを使うと、ビデオクリップを1フレームずつ細かく移動させることができます。
この機能を使えば、わざわざカーソルを移動させながらクリップを調整する必要がありません。
誤ってクリップを重ねてしまったり、残すべき部分を削除してしまうリスクが減るので、動画のカット作業やトリミングに向いています。
二つ目のトラックボールには、PC画面上でのカーソルを正確且つスムーズに操作できる機能が備わっています。
この場合、エフェクト調整やカラーグレーディングなどの細かい作業に便利です。
もちろん上記以外にも、高い精度を有するコントローラーは市場に多く出回っています。
それらが持つ機能は、精密な動画編集を行う方にとって、かなり大きなメリットになると言えます。
②カスタマイズできる
カスタマイズ機能を備えたコントローラーは、動画編集を最大限に効率化させます。
このタイプでは、本体に付いているボタンに、使用頻度の高い操作を割り当て設定することが可能です。
そのように設定することで、今まで複数の工程を重ねていた面倒な操作を、ボタンを押すだけのたった一度の操作で簡略化することができます。
例えばカット、コピー&ペースト、削除、クリップの前後移動などの基本的な操作を、コントローラーのボタン一つで簡単に行えます。
これらのカスタマイズ機能により、キーボードなどでコマンドを押す手間が省け、動画編集の作業がよりスムーズになります。
また編集作業がスムーズになるだけでなく、オリジナルのスタイルを作成できるようになるという利点もあります。
これはどういうことかというと、自分好みの編集スタイルや各案件のプロジェクトごとにコントローラーの機能を設定できるということです。
編集者によって動画編集のやり方・操作方法は異なり、各案件で適用させるエフェクトやトランジションも様々です。
もし編集作業で使用する頻度の高い機能が決まっていれば、その機能を優先的にコントローラーのボタンに振り分け、様々な場面で柔軟に使い分けることができます。
カスタマイズできるというメリットは、動画編集の効率化と柔軟性の高さに繋がります。
③手首への負担が軽減される
長時間の編集作業を行う場合、手首への負担を軽減してくれるコントローラーがあると非常に便利です。
編集作業中にマウスを頻繁に動かしたり、キーボードのコマンドを操作したりなど、長い間同じ操作を繰り返しているせいでストレスを感じた経験はありませんか?
動画編集には細かな調整や操作が求められるため、特に長尺動画の場合はかなり神経を使います。
またビデオクリップやテロップの微調整を行う際、マウスやキーボードでの操作が多いと、自分でも気付かない内に手首へ大きな負担がかかります。
そうならないためにも、疲れにくいコントローラーを選ぶことが大切です。
長時間使用してもストレスがかかりにくく、自分の手の形に自然にフィットするものをおすすめします。
また、ボタンやダイヤルが無理のない範囲で本体に配置されていれば、より効率的な編集作業ができるようになります。
動画編集で手首への負担に悩まれている方は、疲れにくいコントローラーを使うことで以前よりも快適に作業が行えます。
動画編集に適したコントローラーの選び方
市場に出回っているコントローラーのタイプは様々で、動画編集者には幅広い選択肢が用意されています。
「どのような場面で使いたいのか」「どれほどの価格に抑えたいのか」「どんな仕様であれば最も効率的な作業ができるのか」など、自分のニーズに合わせたものを選ぶようにしましょう。
動画編集に適したコントローラーの選び方として、ぜひ参考にしていただきたい基準が以下の4点です。
- 対応OS・ソフトウェア
- コストパフォーマンス
- コントローラーの形状
- 接続方法
これらの基準を意識すれば、あなたに最適なコントローラーを選ぶことができます。
①対応OS・ソフトウェア
購入を決める前に、コントローラーがOSと動画編集用ソフトウェアに連携できるかを必ず確認するようにしましょう。
もし使いたいコントローラーとそれらの連携がうまくいかなかった場合、そもそも機能しないので購入した意味が全くありません。
OSであればWindows対応なのか、Mac対応なのか、もしくはどちらにも対応しているのか。
特にOSが最新バージョンにアップデートされた後も、コントローラーが正常に動作するのか確認することが重要です。
また、ソフトはAdobe Premiere ProやFinal Cut Proなどの動画編集ソフトウェアと互換性があるのか。
購入サイトにはどの種類の編集ソフトに対応しているのかが明記されています。
自分が普段活用するソフトウェア、あるいは購入を検討しているソフトウェアに連携できるコントローラーを選びましょう。
②コストパフォーマンス
自分が必要とする機能が備わっており、且つ予算内に収まるコントローラーが理想です。
仮に他よりも多機能なコントローラーがあったとしても、自分の用途に合っている機能があるわけでもなく、さらにそれが高額な商品であれば、購入しても結果的に損するだけです。
逆に安価な商品だったとしても、設定できる機能の数が制限されていたり、使いたい機能が備わっていなければ意味がありません。
つまり、価格が高いから優れたコントローラーというわけではないし、安いからすぐに買うべきと言い切ることもできません。
意識するべきポイントは、自分が動画編集をする上で「欲しいと思える機能があるかどうか」「欲しい機能と価格は見合っているかどうか」です。
コントローラーの購入は、機能と価格のバランスを考えながら決めるのがベストです。
③コントローラーの形状
コントローラーは様々な形状のものが販売されています。
実際に商品を選ぶ際には、自分の作業環境や編集スタイルに合わせたモデルを選ぶことが重要です。
以下にコントローラーの形状をまとめました。
主なタイプとして、5つに分類されます。
- ジョグシャトル
- トラックボール
- タッチパッド
- カスタマイズ可能なボタン
- エルゴノミック
これらの特徴とメリットをそれぞれ解説していきます。
ジョグシャトル
ジョグシャトルとは、ダイヤル型のコントローラーを意味します。
本体に付いているダイヤルを回すことで、動画を再生・停止したり、早送りや巻き戻しを行うことができます。
こちらの利点は、1フレーム単位での細かな編集作業を効率的に行えることです。
「ジョグ」と呼ばれる部分を回すと、1フレームずつ細かく移動することができ、わざわざ画面上でカーソルを操作する必要がなくなります。
また「シャトル」部分を回せば、動画の早送りや巻き戻しができるので、簡単な操作で速度調整が可能です。
長時間の精密な編集作業で苦労している方にとっては、「時間の効率化」という点でジョグシャトルは非常におすすめです。
トラックボール
搭載されたボールを動かすことで、手首の動きを最小限に留めたコントローラーです。
トラックボールの場合、マウスのように手を動かすことなく指だけでカーソルを操作することができます。
例えばエフェクトやカラーグレーディングなどの調整において、トラックボールを使えば作業が格段にスムーズになります。
ボールの精度が高いので、手首全体を動かす必要はなく、指の動きだけで正確にカーソルを操作できます。
また長時間の編集作業による手首へのストレスも、こちらを利用することでかなり軽減されます。
本体の移動がほとんどないため、マウスやキーボードよりも快適に編集を進めることが可能です。
最初はトラックボールの操作に慣れないかもしれませんが、数日経てば直ぐに使いこなせるようになります。
タッチパッド
ジェスチャー操作で様々な操作を可能にするのが、タッチパッドと呼ばれるタイプです。
表面に触れた指先に素早く応答し、高精度な動きを実現させます。
タッチパッドのメリットは、デバイス上に指をスライドさせるだけで、画面のスクロールやズームなどの操作を簡単に行える点です。
特に画面上の素早い動きや複数のビデオクリップ間での切り替えを、指だけの操作で正確に行えるのが便利です。
またコンパクトなサイズ感でスペースをあまり取らないため、外出先にも手軽に持ち運びが可能です。
動画編集を少しでも時短したかったり、出先で作業をする日が多い方は、タッチパッドのコントローラーを持っていればよりスムーズな作業を行えます。
カスタマイズ可能なボタン
カスタマイズ可能なボタンが付いているコントローラーは、動画編集を大幅に効率化します。
コントローラーに使用頻度の高い機能やコマンドをボタンに設定することで、わざわざ自分でファイルを開いたり、ショートカットキーを覚えたりする手間を省くことができます。
例えば、カットやコピー&ペースト、前後の移動などの操作を、一つのボタンだけで簡単に実行できるようになります。
特に本体に10〜20個のボタンが備わっているものを持っていると、キーボードを触らずにコントローラーだけで操作できるようにカスタマイズすることが可能です。
カスタマイズできる範囲が広いと、自分が必要とする全ての機能を設定できるため、編集作業をより効率的に行うことができます。
エルゴノミック
クリエイター向けに快適な作業を追求したモデルが、エルゴノミックと呼ばれるコントローラーです。
エルゴノミックとは、「人間にとっての使いやすさ」を重視したタイプを意味します。
これは人間工学とういう観点から、使用者の身体的負担を抑えたり、より使いやすく安全な仕様を実現することを目的としています。
エルゴノミック型を使うことで、長時間の作業でも手首や腕への負担が軽減され、スムーズに編集することが可能です。
また手の形状に自然とフィットするデザインや、本体のボタンの配置に細かく工夫がされているため、今までより作業効率が大幅にアップします。
編集時間を時短化したい方には、ストレスなく操作できるエルゴノミック型がおすすめです。
④接続方法
コントローラーとパソコンを接続する方法は、主にコントローラーの種類と、パソコンの機種やOSによって異なります。
しかし一般的な接続方法には、主に以下の2種類があります。
- USB接続
- Bluetooth接続
それぞれの特徴と、メリットや注意点をご紹介していきます。
USB接続
USB接続は最も一般的な接続方法で、この形式を採用しているコントローラーは非常に多いです。
その接続方法は簡単で、コントローラーのUSBプラグをパソコンのUSBポートに挿入するだけです。
特徴としては、接続の安定性が高い点が挙げられます。
動画編集をする際に、USB接続のコントローラーからの操作では画面上でのタイムラグがほとんどありません。
ただし、パソコンとコントローラーを接続するためのケーブルやポートが必要になるため、それらがパソコンに対応しているかどうかを必ず確認するようにしてください。
Bluetooth接続
Bluetooth接続を利用することで、コントローラーとパソコンのワイヤレス接続が可能になります。
USB接続と異なりケーブルやポートが必要ないので、作業スペースを広く使うことができます。
接続方法は、まずパソコンのBluetooth設定を開き、新規のデバイスを追加するオプションを選択します。
次にコントローラーの接続状態をonに設定し、パソコン画面に表示されたデバイス一覧から選択すればペアリングは完了です。
Bluetooth接続は他の機材を必要としないという利点がありますが、一方でUSB接続よりも接続の不安定さや遅延が目立ちます。
作業環境によっても安定性は左右されるので、どのような用途で動画編集を行うかによって接続方法を選択しましょう。
以下のYouTube動画で「動画編集が爆速化する裏技」について詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
動画編集におすすめのコントローラー4選
ここまで動画編集用コントローラーの必要性やメリット、最適な選び方について解説してきました。
本章ではこれらを踏まえ、動画編集におすすめのコントローラーをご紹介します。
今回ご紹介するコントローラーは、以下の4つです。
- TourBox NEO
- Lopedeck CT
- Elgato Stream Deck
- Orbital2
コントローラーの価格や形状、備える機能、対応する編集ソフトなど、それぞれの特徴は異なります。
より快適な作業ができるように、自分が最も必要とする仕様のものを選びましょう。
①TourBox NEO
価格 | 24,980円 |
対応OS | Windows7以降/MacOS10.10以降 |
サイズ | 116×101×44mm/370g |
接続方式 | 有線USBケーブルコントローラー:Type CPC:Type A |
対応ソフト | Premiere ProFinal Cut Pro XDaVinci ResolveAfter Effects |
動画編集ソフトだけでなく、画像編集ソフトやブラウザなどに幅広く対応した左手コントローラーです。
このデバイス一つで、様々な編集機能を片手一つで簡単に操作することができます。
TourBox NEOの特徴は、本体のボタンの形状が全て異なり、それぞれに必要な機能を割り当てることができる点です。
使用頻度の高い機能を設定すれば、ボタン操作一つで作業を簡潔できるようになります。
また、ボタンの形状が違うとわざわざコントローラーを見る必要がなくなるので、画面とコントローラーの行き来が省かれ、より効率的に作業を行うことができます。
さらにコントローラーの中でも比較的安価で手に入れることができるため、コスパ重視の方にも非常におすすめです。
ただしTourBox NEOは有線接続のみの仕様になっています。
Bluetooth接続には対応していないので、購入する前には必ず確認するようにしましょう。
参考:TourBox NEO
②Lopedeck CT
価格 | 75,900円 |
対応OS | Windows10以降/MacOS10.13以降 |
サイズ | 150×160×30mm/400g |
接続方式 | 有線USBケーブルコントローラー:Type CPC:Type A |
対応ソフト | Premiere ProFinal Cut Pro XDaVinci ResolveAfter Effects |
Loupedeck CTは、画像処理やビデオエディター、音楽編集、デザインに特化したコントローラーです。
ワークスペースという機能が付属しており、ボタンの設定が編集ソフトやプロジェクトに合わせて切り替えが可能です。
本体に搭載されているボタンの数が多く、様々な機能を設定することが可能です。
もちろん自分好みにカスタマイズができますが、ネイティブ対応プラグインという機能によって、すぐに操作できるようにプロファイルが事前に設定されています。
機能設定が面倒に感じる場合には、プラグイン機能で最初から設定せずに使うことができます。
また明瞭度やコントラストまで細かく操作でき、デザインにこだわりたい方にとっては非常に便利な仕様になっています。
タッチパネル液晶やタッチパネルノブがついているので、複雑な編集にも柔軟に対応でき、効率よく作業が行えます。
Loupedeck CTはフィンランド設計ですが、日本語にも対応しています。
技術的なサポートは公式サイトでも日本語で行っているので、安心して利用することができます。
参考:Lopedeck CT
③Elgato Stream Deck MK.2
価格 | 19,857円 |
対応OS | Windows 10(64ビット)/MacOS 10.13以降 |
サイズ | 118 x 84 x 25 mm/145 g |
接続方式 | 有線USBケーブルコントローラー:Type CPC:Type A |
対応ソフト | Premiere ProFinal Cut Pro XDaVinci ResolveAfter Effects |
Stream Deckシリーズの新モデルが、Stream Deck MK.2です。
本体のボタンにショートカットキーを設定でき、自分好みにカスタマイズが可能です。
豊富なプラグイン機能や15個のカスタム可能なLCDキー、着せ替え可能なフェイスプレートなど、多くの機能が備わっているので、動画編集以外の用途でも幅広く利用することができます。
テキスト入力の設定や複数のコマンドを組み合わせて登録することができるため、配信や執筆作業、コンテンツ作成など様々な分野に応用できます。
また動画編集用ソフトウェアの操作が、非常に使いやすくなっています。
例えば、使いたい機能をボタンに設定したい場合、デスクトップにショートカットがあるのであればドラッグ&ドロップするだけで簡単に設定することができます。
カスタマイズ性が非常に高いため、編集の効率化を目指すのであればおすすめのアイテムの一つです。
④Orbital2
価格 | 33,000円 |
対応OS | Windows10以降(64ビット)/MacOS10.11以降 |
サイズ | 60×68mm/130g |
接続方式 | 有線USBケーブルコントローラー:Micro BPC:Type A |
対応ソフト | Premiere ProFinal Cut Pro XDaVinci ResolveAfter Effects |
Orbital2は、コンパクトさが魅力の左手デバイスです。
スティック型のデザインが特徴で、小型ながら豊富な機能が取り揃っています。
簡単な操作で300種類以上のショートカットを設定でき、様々な場面で使用できる上に編集作業が一気に効率化されます。
特に長時間の編集作業に悩んでいる方には、Orbital2のタイプがその負担を解決してくれます。
人間工学的な設計がされており、手首や腕、肩などにかかる負担を軽減し、よりスムーズに作業することが可能です。
さらに動画編集ソフトやデザインソフトだけでなく、officeソフトにも対応しているので、クリエイターの方以外でも仕事の負担を減らしたいという方には非常に便利です。
また搭載されているジョイスティックやダイヤルを使うことで、一度の操作だけですぐに機能を実行できます。
ガイドメニューの表示もできるので、操作に困った時も手元を見ずに作業が行えます。
参考:Orbital2
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まとめ
最適な動画編集用コントローラーを選ぶことで、普段の編集作業を一気に効率化することができます。
コントローラーというと、マウスやキーボードを使っている方には馴染みがないかもしれませんが、「動画編集の効率化」という点では、非常に優れた機能を備えています。
市場に出回っているコントローラーの種類は様々で、形状や価格、機能まで幅広い選択肢が用意されています。
「今よりも編集時間を時短したい」
「作業を効率化して時給単価を上げたい」
と考えている方は、ぜひ今回の解説を参考に、自分に最適な動画編集用コントローラーを選んでみてください。
コントローラーを選ぶメリットや選び方の基準を理解できれば、自分の理想とするものに出会えるはずです。
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